検定で以前、文部(科学)省認定だったものが、現在は、文部科学省後援 になっているのですが、各省庁の認定と後援では、どう…

Question

検定で以前、文部(科学)省認定だったものが、現在は、文部科学省後援
になっているのですが、各省庁の認定と後援では、どう意味が違うので
しょうか？(上記の、認定から後援になった検定は、全経簿記、秘書、英語などで、
漢字検定は、不祥事を起こし、認定を取り消されたみたいですが)

Answer 1

現在でも通信教育などで「文部科学省認定」をとると、教材送付やレポート提出などの郵便料金がかなり安くなる制度がありますが、それと同じように民間試験も認定していたのかもしれません。ただ認定を受けてもなにかアドバンテージがあるわけでもなく、実施団体も「宮内庁御用達」くらいのセンスだったのかもしれません。

Answer 2

２０００年代初頭の小泉政権時代に行政改革を推進し、
その中で「認定制度」は廃止されました。国が民間の
資格試験にお墨付きを与えているとか、文科省の職員
の天下りの温床になる等、以前から批判があったから
のようです。現在の「後援」は、その後に設けられた
制度で、一定の条件の下、文科省の名前を検定試験の
事業等に出してもいいですよ、というレベルのもので、
運営や資金的な具体的な援助がある訳ではないです・・・