臨床工学技士で大学の講師をしています。 一年制の専攻科の目的は、別の方が答えていらっしゃいますが、さらに別の意味合いがありました。 専攻科のカリキュラムをよくみるとわかるのですが、看護師養成校上がりはそのままストレートに入学でき、検査技師、放射線技師なら通信大学にて1-2単位とる必要があります。 つまり、看護師の中にも歴史的な流れで、生体機能代行装置を扱っているものがおり、その人たちにWライセンスを持ってもらい、院内医療安全に与してもらう目的がありました。 一方の両技師については、一時期完全に飽和し、就職難となりましたので、その救済の意味合いを持っています。 どちらにしろ、どの施設、技士会でも即席の技士の能力の低さは問題となっています。 とくに免許持ちはまだマシなのですが、工学分野からやってくる技士は、病院労働が体力勝負の面があることを知らず、バテバテでパフォーマンスが悪いというのが、臨床現場の共通認識です。
なるほど:1
看護師は理系じゃないからねぇ。 エステティシャンや理学療法士くらいの資格は持ってる人沢山いますが…
臨床工学技士制度が出来たのが1987年です。 当時、医療現場で扱う機器が増加してきて それを専門に扱う職種を創設する必要があったのです。 でも、制度が出来たからと言っていきなり工学技士の数が 足りるわけではなく、またそれまで現場で医療機器を扱っていた 看護師や臨床検査技師のために1年制の専攻科が出来たのです。 現在は工学技士の養成校も数多くでき、実際に多くの工学技士が 活躍するようになっていますので、1年制の専攻科は その役割が終わっているとも考えられますが 一度できた制度を変えるのは困難と思われ、今日も 続いているのだと思います。 ちなみに看護婦が国家資格になったのは1950年 臨床検査技師制度が出来たのが1970年です。
なるほど:1
厚労省のお考えです。
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