外資系投資銀行など、大企業のなかでもさらにトップを走っている様な企業に勤務されているビジネスマンの方達は勤務から10年未…

Question

外資系投資銀行など、大企業のなかでもさらにトップを走っている様な企業に勤務されているビジネスマンの方達は勤務から10年未満での早期退職をされる方が、日系企業などに比べて多くいるようなイメージ(ネットからの情報のみですが)があるのですが、理由は何なのでしょうか？

Answer 1

大金と人脈を得て独立してる人も多いです。

大手といわず有力な人脈と多額のカネを得られる職は、30代で独立して起業するのが最も有能で利口です。高給な仕事は仕事ができないと即解雇です。解雇と言っても、自ら辞めるように仕向けます。

高給な仕事は外資や大企業に多いのですが、総じて労働時間は実質違法か良くて違法スレスレです。体力的にも30代以降で前線一般兵士やってるような社員はいられないでしょう。

そして年功序列がないところも多いので、30代で結果が出せて上級役職になって仕事を楽にさせて給料上げるか、とっとと人脈とカネを持って独立起業するか迫られます。

死ぬか出世するか独立するかの選択です。そのまま残ろうにも能力の無い社員は居られません。人脈も作れなければ出世もできず能力もない社員はそもそも外資とか大企業入れませんが、能力もなく思考もしないのに運よく入ってしまった者は体力的か、あるいは社会的に死ぬだけです。

ということで30歳でまだ独立もしてないか出世もしてない、成果も出してないような社員は消されるだけなので、30歳から以下のコースとなります。結果的に社員数は減ります。

・独立or起業
社員時代に貯めたカネと得た人脈を使って自ら起業するパターン
大手や外資で得られる人脈は他の中小で得られる人脈を遥かに凌駕する。理系で技術屋など他の理由がない限り、中小や一般大企業の兵隊枠として入った社員が独立起業しても9割失敗する。

・ヘッドハンティング
30代までにキャリアアップや技術向上などをして業界で成果を残す、更に有力な者や独立起業した者に見初められると、更に高い給料と立場を用意をされるパターンが多い。有能な者のうち起業や独立をしなかった者はこのようにして会社を替え更に高い給料と立場を得る。※ちなみに自社でも幹部の一部は他から有能な社員をヘッドハンティングするわけで、有能な者は入社後も二度以上、就職戦争と似た競争をすることになるのです。就職して安堵して一生その会社で勤めざるを得ない人（転職が出世に繋がらない、独立できる人脈もカネも立場もない）は、世の大半の一般的な人々である証拠です。

・出世
退職しないが、社内で出世をして役職などに就き、残る者もいる。

・辞めさせられる
無能な社員に居場所はない。更なる激務を与えると成果なく被害が大きいので、子会社や前線や一般兵・事務枠に飛ばされて文系大量採用組と共に仕事をさせられるなどしてお払い箱にされることが多い。それに苦慮して辞める者も多い。

外資や大企業のうち一般的な採用（事務や現場）と違って幹部候補生などとして採用されるのが本社採用組にはとても多いです。例えば銀行では男女差別が非常にあるので、男性の採用と女性の採用では違います。女性は見栄えで選び出世できない窓口採用のみ、男性は出世をさせるという差別がまかり通っています。

これは新入社員に対してもあり、学歴差別から顔差別、能力による区別などで有能組とそれ以外組（それでも高給）それぞれ採用されますが扱いが異なります。

そのうち有能組や、それ以外組として採用されながら成果を出した者は、30代で大体辞めたり企業を変えて幹部になったりします。それで減るのです。

なお日系大企業にある、「それ以外組」のほうは給料は同じなのに定時で帰れるなど特典がある場合はあります。特に野心的でない人はこちらのほうが安定するかもしれません。

間違っても「自分は大手だから将来起業するんだ」と思ってはいけません。していいのは、人脈形成やキャリアアップをさせてもらえる幹部や有能な者のみです。