国家公務員試験の官庁などの採用試験について、国家公務員試験は筆記試験が9分の7で、一次面接が9分の2の配点ですが、最終合…

Question

国家公務員試験の官庁などの採用試験について、国家公務員試験は筆記試験が9分の7で、一次面接が9分の2の配点ですが、最終合格してから人事院の面接を受けて採用されるのに、この筆記試験9分の7と面接の9分の2の点数が上位であれば採用されるのですか？
しかし、それでは官庁などで面接する必要あるのか疑問に残ります。やはり官庁が筆記試験と一次面接の点数関係なく官庁の面接で採用を判断するのですか？

補足

訂正です。4行目の 人事院の面接 は 官庁の面接 です。

Answer 1

まず内定を出す決定権は各官庁にあります。人事院面接は最終試験合格者を決めて採用候補者名簿を作成するのが仕事です

で、各省庁は名簿搭載者が官庁訪問をしてきますとその中から採用者を決めます

国家総合職と一般職では少し異なるかもしれませんが、各省庁の採用は基本は筆記の席次が一番ものをいいます。

総合職でいえば人事院から最終合格をもらえるのは1500人程度。一方各省庁が採用するのは500人程度です。1000人は採用漏れです。
結果として東大卒が多いわけですが、やはり候補者名簿での席次がものをいいます。

辞職した財務省前事務次官が「俺は全体の5番で合格した」というのが口癖だったそうですが、たぶんそれは事実だと思います

http://www.koumuin-mensetsu.info/outline/page06.html

Answer 2

国家公務員の場合、公務員試験の合格は各官庁での採用面接に挑むための入場券のようなものです。
たとえば総合職の工学区分なんかでは、科警研で研究職を志望する人と経産省で行政職になりたい人が一緒に面接となりますが、必要とされる適性は違います。そういう意味では、人事院の面接で過度に絞り込むことはできないでしょうね。

もちろん試験である以上、順位が良いに越したことはありませんが、採用試験突破にあたっての唯一のファクターとまでは言えません。
前の方は順位が最も影響するみたいなことをコメントされてますが、これも官庁により差があるようで、順位第一かと思わせるところがある一方で、受かっていれば順位なんて無関係というところもあります。