みなし残業時間の上限以上はどうなりますか？

Question

みなし残業時間の上限以上はどうなりますか？４５時間が上限らしいですが。

５５時間分のみなし残業代を含み、月給３０万となっているとします。
そうすると、５５時間の残業があった場合、５５時間分の残業代が払われるのか、
１０時間分のが払われるのか？
それ以外なのか？

補足

そもそも、みなし残業として５５時間を含む、という契約自体が、裁判では無効になるのではないですか？
上限４５時間を超えているので。
そして、残業した時間は、たとえ１２時間であろうと、その分（１２時間分）の残業代を支払う命令が出るのでは？

従業員数１０人の会社で、
１）就業規則が存在せず、３６協定が結ばれている場合
２）就業規則が存在せず、３６協定が結ばれていない場合
のケースをお願いします。

１）の場合、就業規則がないのが違法なので、３６協定は有効、みなし残業５５時間は無効となるのでは？
２）の場合、就業規則がないのが違法、３６協定存在せずなので、残業自体を断れるのでは？
そして残業した時間があれば、その分を支払わせることができるのでは？

Answer 1

55時間分のみなし残業代が11万円だったとして、30万円に含まれていたとすれば、55時間の残業をしたときはみなし残業代コミの30万円が支払われます。
56時間の残業をしたときは+2000円の302000円が支払われます。

Answer 2

一般的には、55時間分のみなし残業代が払われているのであれば、55時間の残業があった場合にはみなし残業代のみです。

45時間というのは36協定の締結の際に1か月の上限を決める場合の上限です。

Answer 3

みなし残業第含むの場合は10時間分が上乗せ支給されます。

みなし残業が45時間だとして、この45時間は給与に上乗せされているので残業してもしなくても支払われることになります。そのオーバーした分が給与に上乗せされます。