中学校・高校の美術の教員採用試験に素描と着彩のテストがありますが、画力はどのくらい必要ですか？勉強と面接が上手くいっても…

Question

中学校・高校の美術の教員採用試験に素描と着彩のテストがありますが、画力はどのくらい必要ですか？勉強と面接が上手くいっても、絵がめちゃくちゃ上手くないと採用にならないのでしょうか。

Answer 1

画塾をしているものです。
自分の経験と、過去に教員採用試験を受ける生徒にデッサンがほぼ初心者だった方がおり、実技の指導をしたことがあるためあくまで目安として参考にして頂ければと思います。

東藝、京芸、金美、愛知などのいわゆる国公立の名門芸大に合格するほどの画力は必要とされません。ですが一般的な私立美大レベルの実技力くらいはほしいなと思います。

Ｑ，絵がめちゃくちゃ上手くないと採用にならないか

Ａ，試験は学科と実技と面接の合計で結果がでます。実技は苦戦するが学科でカバーする人、学科でやや苦戦するが実技でカバーする人、両方を満遍なくできる人。人によってそれぞれです。

実技(適正試験)が点数の付けようもないほど低い状態ですと、採用してくれない可能は多少あると思います。
もちろんその逆もしかり、デッサン経験の少ない美術教員ももちろんおられますので、採用さらる場合もあるでしょう。

画力の話と少しズレますが、公立の美術教員の枠はとても少ないのでなかなか赴任先が決まらないという問題もありますよね^^;
非常勤を募集してる学校はわりとあるみたいです。

私立の学校ですと、各学校で採用試験などがありますので、実技力を重視される事もあります。

画力があるに越したことはありませんし、試験という形でデッサンと着彩があるのですから、トレーニングしておくほうが良いと思います。