会計事務所では会計士がいらなくなるというので、もうすでにみなさん戦々恐々としているという話を聞いた事があります。 おそらく人工知能うんぬんというより先に、優れたソフトウェアが普及すると会計士はいらなくなるでしょう。司法書士や行政書士も同じでしょう。 食堂のレジ係とコックも、人工知能以前に券売機や自動販売機の導入で無人化できますし、ホール係もセルフサービスの導入で消えてなくなるのはいまさら言うまでもないでしょう。 人工知能の出現がなくても姿を消す可能性のある職業はほかにも漁師などがあげられます。バイオテクノロジーの発達で、それこそ「近大マグロ」じゃないですけど、魚は大学の研究室で作られるようになる可能性があります。 国際会議から通訳の姿がなくなるのは案外早いと言われています。人工知能を用いた自動通訳が開発されるからです。通訳に必要なのは目と耳と口で、カメラとマイクとスピーカーがあれば、手や足はいりませんからね。 自動通訳や自動翻訳が普及すると語学学校は必要なくなると言われています。 また、学校の授業から外国語の科目がなくなるとも言われています。「へえー、おじいちゃんの時代は英語の授業ってあったの 」なんて会話を耳にするようになるかもしれません。 職人の世界は人工知能の進出は遅れるかもしれません。それでも調理師や理髪師といった二足歩行の必要のない職業はわりと早くから人工知能に取って代わられる可能性があります。 危険な職業は人工知能の出現が待たれます。軍隊や警察、鉱山開発、土木工事、原子力発電、宇宙開発などの分野です。ロボット工学が発達して、人間と同じくらいの身体能力を持ったロボットが開発されると、こういった分野から人間が駆逐されていくことでしょう。特に宇宙飛行士は人工知能の独壇場となると思います。なんせ空気も水もなくても活動できるし、排泄の必要はないし、万一、事故っても誰も悲しまないですしね。 いや逆に、人工衛星「はやぶさ」でさえ、あれだけ人々を感動させたことを思うと、案外ロボットの宇宙飛行士が事故ったら、悲しむ人々が大勢出てきそうな気もしますが。
なるほど:3
少子高齢化社会の労働力不足を補うなら、以下の職業はいずれ人工知能に置き換わるかもしれません。今、 ・無人運転により、トラックドライバー、タクシー運転手。 ・コンビニやファストフードの店員。 以下の職業は、膨大な過去のデータの蓄積から答えを導き出すのにとても時間がかかります。したがって、答えそのものを導き出すのではなく、過去の蓄積から答えになりそうなものが提示され、それを最終的に人間が判断するという流れでいけば、人員の削減が図れると思います。 ・議員、政策秘書、公務員 どんな政策が適しているか、しがらみや既得権益に左右されず、純粋な解決策を導き出せる可能性。 ・裁判官、弁護士、検察官 過去の裁判例がすぐにわかることにより、裁判の短縮化が図られる可能性。 ・警察官 捜査のプロファイリング、犯罪準備行為の洗い出し。 ・医師 手術のロボット化。最適な治療方法を見つけるまでのサポート。薬や文献検索、患者の遺伝子構造など様々な要素から解決策を導き出すサポート。 ・塾の講師、学校の先生 教育もプロファイリング、勉強を教えるだけなら今すぐでも出来そう。 ・製薬企業、開発系企業 開発者がいらなくなる訳ではなく、過去の知的財産や持っているノウハウ、コラボする企業との組み合わせも含め、自社がもつ膨大なデータから新たな製品開発へと結びつけるためのサポート。 ・管理職、経営陣 過去の膨大なデータ、経営実績、資金力の現状と将来性、部下の性格や実績など様々なデータを蓄積すれば、部下の評価、経営の方向性すら解決策を提案してくれるかもしれない。 このように、今まで必要だった従業員の数を劇的に減らすことができる可能性があると思う。このとき、人間が人工知能に支配されるのではなく、人間のコントロールの下、人工知能を活用するといった考え方が重要に思います。
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