解決済み
これは求人情報誌をみて自分の知り合いが家具屋の営業職に就職した話です。 求人情報誌には平均年収1000万円、海外旅行、定時終了、去年の残業年2回、月1回の賞金有と書いていました。こんなうまい話普通の人だったらありえないのに。 就職して3日後の話です。 社長「賞金を渡そう。木村(仮名)20万円な。中居(仮名)50万円おめでとう。特に中居、お前は4か月連続トップだから課長昇進な。」 と知り合いの高橋(仮名)と一流企業から転職した伊藤(仮名)がみんなの前で社長が紹介しました。 社長「おう、お前らの仲間が2人増えたぞ。いろいろ教えてやってくれ。特に伊藤、お前は部長からスタートな。一流企業からの転職だから即戦力として頼むぞ。」 伊藤は社長からヘットハンティングされました。待遇が月収200万からスタート、定時終了、月一回の個人の賞金とは別に、部署の賞金があったのでした。これで年収6000万円(そのうち基本給300万近く)稼いだ人もいるといわれています。しかし、これが悲劇の入り口だったのであった。 前田(仮名)という先輩と一緒に営業に同行しました。高級料亭に毎週連れていかれました。前田の年収2000万円もらっていると本人から聞かされました。役職は課長です。 その1か月後、 前田「契約とったか」 高橋「駄目でした」 前田「駄目でしたじゃねえよ。給料ドロが。夜間営業してでもとってこい。」 といわれ、夜間営業しました。このことなど序の口でした。 前田「特別勉強会するぞ。」 実際は求人情報誌通りとは正反対で、週7の朝6時からの夜8時までの拘束でした。 特別勉強会の時の話です。 高橋「家具の事は当社に任せれば絶対に完璧です。」 覇気のない口調で営業トークすると、 前田「もっと自信をもってしゃべれ。そんなんで売れるか。」 とこれが5か月続いて退職しました。前田課長は朝8時から夜の11時まで会社に残っていました(毎日)。しかも、仕事のできない人間の特別勉強会の指導もやっているので睡眠時間は3時間しか寝ていません。年間360日、拘束20時間。家に帰っても仕事をしていました。仕事のできない人間はもちろん、主任から課長クラスは10時間残業、月に1回も休みがないのは当たり前と聞かされました。高橋が退職して1か月の話です。 社長「あんたより下の人間がこれだけ営業成績伸ばしているのに、部長が下の管理もできない上に自分の営業成績も伸びていなんだったら話にならないよ。示しをつけてくれ。」 伊藤「どうすればいいんですか(汗)」 社長「前田が家具を1000万円ほど売り上げをたたき出しているから、3000万円分うちの家具を買え。言っていることわかるだろう。」 と言われて伊藤は買わされたのであった。貯金と退職金を殆ど使い果たしてしまったのであった。こんな悲劇、営業の世界ではあるんですか
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