厚生年金・住民税についてお尋ねします。退職と再就職の間が15日間しかありません。その間だけでも国民年金に切り替えをしない…

Question

厚生年金・住民税についてお尋ねします。退職と再就職の間が15日間しかありません。その間だけでも国民年金に切り替えをしないといけないのでしょうか？切り替えをした場合再就職後はまた厚生年金に切り替えをせねばいけないのでしょうか？
（1月末退職・2月15日に入社予定です）

また、今までの住民税が給料天引きでなかったため分割にして頂き納金しておりました。
再就職後は（正社員）毎月の天引きをされると思いますが、今までの未納分割分も
併せて引かれる可能性はありますか？
よろしくお願いします。

補足

回答ありがとうございました。厚生年金については理解できました。
住民税について、昨年度分の支払いが今年6月～であれば、2月入社～6月までは
給料天引きによる請求はないと考えていいのでしょうか？
ちなみに前職は派遣でして滞納もしており月5000円づつ分納にして貰っておりまだまだ完済しそうにありません・・・
この分は今年6月～の天引きとは別に地道に支払って行くというで良いでしょうか。

Answer 1

1.厚生年金
国民年金に切り替えをする必要はないはずです。
年金の加入は、月の末日が基準です。
具体的には、
1月 : 1月31日は前の会社に在籍―前の会社で厚生年金に加入―1月分の厚生年金保険料は前の会社で給料天引き
2月 : 2月29日は新しい会社に在籍―新しい会社で厚生年金に加入―2月分の厚生年金保険料は新しい会社で給料天引き
となります。
仮に再就職の日付が
3月1日～3月31日なら2月は国民年金加入―2月分国民年金の保険料納入、
4月1日～4月30日なら2･3月は国民年金加入―2･3月分国民年金の保険料納入、
といったふうになります。

2.住民税
滞納がないことを前提としてすすめます。
「今までの未納分割分も併せて引かれる」が、たとえば１か月分の給料から２か月分の住民税が天引きされる、という意味でしたら、その可能性はありません。
住民税は、毎月の支給額から算出してただちに給料天引きする所得税と違い、前の年の収入にかかる年間税額を分割後払いする方式がとられています。
（1）納入の済んだ前の年の住民税
2005年1月1日～2005年12月31日に受け取った給料賞与にかかる住民税を、2006年6月～2007年5月に分割して納入します。通常納め終えているはずです。
（2）現在納入中の住民税
2006年1月1日～2006年12月31日に受け取った給料賞与にかかる住民税を、2007年6月～2008年5月に分割して納入します。
現在市区町村の役所役場に納めておられるようですが、完納まで残り4～5か月分ほど、一般的にはこのままの納入方法が継続されると思います。
逆に、市区町村の役所役場または新しい会社に相談すれば、給料天引きに切り替えてくれるかもしれません。
（3）次の年の住民税
2007年1月1日～2007年12月31日に受け取った給料賞与にかかる住民税を、2008年6月～2009年5月に分割して納入します。新しい会社で、2008年6月から給料天引きが始まるはずです。

以上、約20年前の実務経験に基づく理解です。
委細の正確さは保証いたしかねますが、おおまかな考え方のご参考になれば幸いです。

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2008年1月28日、補足です。

滞納対策について。推測で申し訳ありません。
市区町村の役所役場が、住民の立場に立った対応をするかしないかで異なるような気がします。
本来なら、市区町村の役所役場の住民税徴収の窓口で相談して、分納の継続を認めてもらうことになるでしょう。
しかし、住民の立場に立っていない場合、新しい会社に通知して一方的に滞納分を含む給料天引きの金額を決めてしまうこともあるかもしれません。
可能なら、信頼できる支援機関に相談されるのがよろしいかと思います。