内装業をしている友人が独立開業を考えているのですが、営業先や営業方法で行き詰っているようです。

Question

内装業をしている友人が独立開業を考えているのですが、営業先や営業方法で行き詰っているようです。そこで質問なのですが、一人親方で内装業をされている方はどのようなところへどのような方法で営業に行かれていますか？
どのように仕事をはじめていったのか、どのように人脈を広げていかれたのか教えていただけますとありがたいです。
よろしくお願いいたします。

Answer 1

私の場合ですが、開業してから人脈を作るのではなく、人脈が出来てから開業です。

自分から営業をして、開拓する場合は、安値での請負になり薄利多売な商売になりがち。

自ら営業をしても先方とタイミングが合わなければ、大した利益に繋がる受注は取れないと思いますよ。

全くの新規スタートで開業するなら2〜3年は収入無しでも生き残れる体力が必要ですね。

Answer 2

なぜ独立なんでしょう？ 建築系を目指すのか、リフォームや賃貸系なのかによってだいぶ変わると思いますが、建築の場合これから一人親方は厳しいです。信用もないですし、社会保険問題、建設業許可などの資格もありますし… 昔と違って独立はハードルが高いです！

今の会社から仕事をもらうこと、その会社で出会った元請監督からの仕事は考えてないのですか？ それがないとなると辞めた方がいいです。一人親方ってたくさんいますけど地域で情報が行き交いますから（横のつながり）、揉めて辞めたりどこかで問題を起こすと誰も使ってくれなくなります。内装関係の組合に加入して情報を集めたり、職人仲間に紹介してもらうしかないと思います。飛び込みで一般客（リフォーム等）から仕事をもらえるとは思えません。

Answer 3

内装は、大きな意味で、建築工事の一部門ですから、内装だけの単独の仕事を請けることは、まずありません･･･(-｡-)y-ﾟ
一括請負の元請の下で、下請けとして仕事をするのが業界の仕組みだと認識しておいて下さい。
言い換えれば、（内装に限りませんが）、建築の専門職は、元請に営業をかけるしか手立てはないのです(￣^￣)

元請の社内には、職人の段取り・手配を行う「世話役」が存在します。
ただ、「世話役」という名刺を持ってウロウロしてるわけではないので、まずは、その会社の力を持った世話役が誰なのかを見極めることが先決です。
現場監督の場合もあれば、業務担当という役職の場合もあります。

それを掴むには、まず一度、その会社の下請仕事をやって、高い評価を得ることが必須です。
現場監督の高い評価を得られれば、そこから、自然とツテは広がり、世話役に繋がることになります。

大抵の世話役は、その名の通り、人情味あふれる世話好きの人間が多いので、演歌調で接するのが一つの秘訣です･･･(-｡-)y-ﾟ
知り合いの内装屋さんは、週１回は、世話役をカラオケに誘って演歌を歌っておりました。
まあ、営業というよりも、一緒に遊ぶという感じですが、その方が効果があるみたいです･･･(-｡-)y-ﾟ

いずれにしましても、職人は、まず腕です(o_ _)ﾉ彡☆
腕さえ認めてもらえたら、次の仕事は放っておいても向こうからやって来ます。
さしあたり、元請の１社を攻略して、他の会社へ矛先を向けるような戦略がよろしいでしょう<(_ _)>

Answer 4

腕と実績と根性と運。営業は、そういうことだと思う。

おいら、カメラマン。新宿行きの夜行バスに乗って、小学館や講談社に一人で売り込みに行ったんだよ。電話して、会ってくれと頼んで・・・。
で、その場で数百万の仕事を貰った。嬉しかったねえ。これは偶然、私向きの企画があったからだけどね。

銀座で個展をやる予定があった（コンペを通ったんだ）、その宣伝をして欲しかったし、仕事も欲しかった。
本社の超高層ビルの前で、自分に呪文をかけた。
「これから会う人は重役になる人だろうけれど、私は社長。使用人より偉い・・・」
ま、そんなわきゃないんだけどさ＾＾；

で、その仕事をやって、ある程度は評価はされました。
で、どんどん勝負していった。
10回勝負して、2～3回、上手く行きゃいいのよ。上出来ですわ。

ただ今、勝負中です。数百万の仕事だけれど、認められればさらにお客は増える。

下請け、孫請けばっかりやってちゃ、なかなか厳しいと思うよ。
どこかで飛躍のために勝負に出る、コンペってお金かかるけどさ、勝負しない人はいつまで経っても芽は出ません。