解決済み
現在はフリーの編集者兼ライターですが、以前は某有名誌の編集者をしていました。 声優雑誌で、かつ月刊誌を発行する出版社は、 「主婦の友社」(声優グランプリ) 「学研パブリッシング」(声優アニメディア) 「音楽専科社」(Pick-up Voice) があります。 採用枠が一番大きいのは学研、次いで主婦の友社となります。音楽専科社はあまり採用枠は大きくないですね。 ちなみに「採用枠が大きい=いろんな分野の雑誌・書籍を扱っている」となり、入社できても相談者さんが希望される声優雑誌編集部に配属される可能性は低いです。 あと、これは編集者を目指すうえで非常に重要なのですが、相談者さんは「編集者になりたい」、「声優関連の仕事がやりたい」のどちらですか? 前者であれば、「いつかは声優雑誌、声優関連の本の編集を……」というのは仕事をするうえでのモチベーションになります。しかし、後者であれば編集者はオススメできません。企業側が求めている人材は、どの分野の雑誌・書籍にも対応してくれる「編集者」であって、「声優雑誌の編集者」ではないので。 私も業界に身を置く者ですが、最初は特定分野のライターになることを目指していました。ただし、現実問題として難しいので普通の週刊誌で、その分野に関連した特集の企画案を出してみたり、幅広い分野を扱いつつ、その中でも好きな分野の仕事をする、というスタンスを取っています。 相談者さんの場合、ただでさえ間口が狭い編集者の採用を声優雑誌と限定するあまり、本来100ある採用の可能性を自ら0.01くらいに減らしています。 私なら分野関係なしに、とりあえず編集者になることを最優先とします。入社して興味のない分野の雑誌でも割り切り、経験とスキルを積むために全力を尽くします。そうすれば企画を提案するチャンスはありますし、声優雑誌を出してない出版社でも声優の書籍を出せる可能性はあるわけですから。 それと大学についてですが、挙げている2つならどちらでもいいかと。早慶のほうが採用実績が多いのはもちろんですが、明治や法政出身の出版社も結構いますので。あとは好みの問題かと。 以上、将来の参考にしていただければ幸いです。
>声優雑誌に関する就職についての情報がとても少ないため、どうしたらいいかわかりません 日本に出版社は数千件。そのうち声優雑誌を出しているのはたった数件。情報が少ないのはどうしたって仕方ありません。 ちょっと想像してみてくださいね。質問者さんは演劇部の部長だったとします。「部員募集」の張り紙を出したら、新入生のAさんとBさんがやってきました。 Aさん「どんな劇でも熱心にやります!大道具だって頑張ります!だからぜひ入部させてください!」 Bさん「あたしが演じたいのはオペレッタだけです。それ以外はやりたくありません。大道具とかそういうのもやりたくありません。入部したらオペレッタできますか?」 質問者さんは「文化祭と発表会でやる劇は先生と相談で決めるから、必ずオペレッタができるとは限らないよ。それに大道具に選ばれても頑張ってもらわないと」と返事しました。するとBさんは「だったら入部しません!」と言いました。 そしてその年の文化祭は時代劇に決まりましたが、その次の発表会はオペレッタに決まりました。入部してずっと熱心に練習していたAさんはオペレッタに参加できましたが、Bさんは入部しなかったので参加できませんでした……。 お分かりいただけますでしょうか。出版も同じことが言えます。「あたしがやりたいのはこれだけ!」と考えて譲らずにいるとBさんみたいになってしまいます。「出版業界の一員としてなんでもやってみる、そのために声優雑誌があろうがなかろうがまずは出版社を目指す」そういうAさん発想の人こそが、目標にたどり着けると思いますよ。
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