解決済み
弁理士論文試験弁理士試験受験生です。今年の論文試験を受験します。論文3度目。 特実・意匠・商標の結果は1年目がA・A・ E、2年目がA・E・Bでした。 事例問題に弱い気がします。 時折エアポケットにはまったように、大きな勘違いをしてしまいます。 問題文をしっかり読めていないという時もありますが、そうでない時でも、しでかします。 もうずいぶん予備校の答練や模試も受けて、場数は踏んでいるはずなのですが、治りません。 他の受験生の方もそんなものなのでしょうか? 何か対策はないでしょうか? ご教示いただけるとありがたいです。
追記:答練で採点者によくコメントされるのは、「実力(又は知識)は感じられるのですが・・・」という前置きです。その前置きのあと、「今回は○○に気付かなかったので点数が伸びませんでした」とか、「問題文をあわてずじっくり読みましょう」とかよく書かれてます。
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本試の結果が2年連続で1科目だけ大きく凹んでいる上に、「時折エアポケットにはまったように、大きな勘違いをしてしまいます」とご自身も認識されているところなどからは、おそらく、”知識”ではなく”題意把握”に問題があるのではないかと思います。答案を返却してもらって、得点が大きく凹んでいるような場合でも、模範解答を見ると、知識としては既に知っていることばかりということが多いのではないかと思います。 答練の結果を確認する場合は、答案以外にも、答案作成時に書き込みが加えられた問題用紙、答案構成用紙(=貴殿が答案作成する際の思考プロセス)も参照しながら、題意把握の点でまずかった点がなかったか、どういう思考プロセスで間違いに至ったのかを検討した方がよいと思います。 答案と模範解答とを突き合わせて間違った箇所を復習しているだけでは、単に知識の勉強をしていることになりますので、これだと、いくら場数を踏んでも改善にはつながりませんので、合否はAAAのぞろ目が偶々揃う確率に依存することになります・・・・。 論文の書き方の類の書籍(Amazonで探せば弁理士試験向けもありますが、司法試験向けのものも参考になります)、題意把握のやり方の類のレジュメ、テンプレートをまとめたレジュメが出回っていますので、その手の資料をいくつか入手してよく研究された方がよいでしょう。 「弁理士」、「論文式」、「題意把握」、「テンプレート」・・などで検索をかけるといつくか見つかると思います。 それから、事例問題といっても、大概は、侵害警告を受けた場合に取り得る措置などのような典型的な回答パターンそのままの回答を求めているか、これを多少変形させた応用例が多いので、典型的な回答パターン(回答すべき項目が列挙されたテンプレート)は、条件反射ですぐに答案構成用紙上に書き出せる程度に憶えておいた方がよいです。これで、項目落ちは大幅に減らせます(但し、書かなくてもいい/書く必要性の薄い項目を書いてしまうリスクは残ります)。 もうすぐ本試験ですが、ご健闘をお祈りいたします。
毎週作っている予備校の質が低い問題はともかく、何人もの試験委員の力作である本試験の問題文の表現はすべて答案で用いることができるという講師がいるぐらいです。私もこれについては同感です。そのため、本試験では、問題文で検討していない問題文があるかないかという点に意識して、構成を作っていけば、論点漏れが少なくなりますし、自分が想定した評価と大きな乖離はなくなると思います。 自分が受験時代は問題文で答案に反映できた箇所は横線で消して検討してました。そのため、一見したときはただのパターン問題と見えたときでも、「ここを答案で使ってないから、何かもっとほかの事を聞いているはずだ」と思い直せ、大きな論点落ちは防げてました。いい表現が思いつかなければ、30分近く答案構成につかっていたこともあります。点数が悪いときでも、論点に関連する記述が十分に思い出せなかったり、使ってない表現に対応する回答が出せなかったりとで、手ごたえと出来の乖離は少なかったです。 答練や模試は十分受けられているなら、もう新しい問題は不要だと思います。論述の表現を暗記して、後は、質がいい本試験の題材の問題文から論点を拾い上げる練習を検討してはいかがでしょうか?予備校の問題は若干問題のつくりが甘く、答案に書く必要がない問題文の表現があったりするので、答案構成の復習は本試験が一番だと思います(なお、本試験の回答例は本試験が求めているレベルの論点が抜け落ちた答案例が結構散見されるので、鵜呑みにしないよう要注意です。例えば、問題文の表現を答案に使い切ってない答案例が結構見受けられます。)。 自分は最終合格した年は、前年不合格になった要因を徹底して分析して、答案構成の練習と表現の暗記の練習を使い分けてやってました。自分は逆パターンで論点のありかは気づけるが、対応した判例や学説・要件が不十分なところが原因で、徹底的に基本書と基本レジュメを使ったら安定的に点が取れ、その年は模試などをほぼ使わずに合格しました。 答案練習会はある程度数を重ねると1回の練習で得るものがかなり減っていくので、後は、今まで受けたものの復習あるのみだと思います。
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