大学もピン切りですし、いい大学を出たからと言っていい看護師になれるとは限らないのです。 無名新設大卒ならば歴史のある看護専門学校卒のほうが成績的にも優秀です。 山梨大卒の子は呼吸理学療法士の資格も持っていて、知識は豊富でした。この子は感心するところが多かったです。 日赤大卒の子は頭はいいのでしょうが、要領が悪く融通が利かず、スロースターターでした。2年目の今ようやく夜勤導入できました。 無名新設大の子はふわっとしていて残念でした。 看護大が出来てきたのはごく近年なのですよ。 昭和から大学だったのは関東圏では聖路加を千葉大だけです。 そもそも看護師養成学校(=看護学校)は国立病院や大学病院に付属するものでした。 昭和50年代に看護学校は専門学校に分類され、名称も○○看護専門学校とされたため、他の無試験で入れる専門学校と混同されるようになってしまいました。 50年代後半~は看護婦(当時)教育も大学化しようと動きだし、まず短期大学(医療短大などと言いました)が増えました。 平成になり私大系の付属専門学校が大学の1科へ移行したり、短大が大学化したり、どんどん増えました。 看護師教育も変わってきていて、付属の専門学校のほうが実習に力を入れていて実技が多く即戦力になると言われたものでした(大学は机上学を重視)が、看護学生は無資格者であるので実際の患者様に関わることが出来なくなり、専門卒も大卒も資格を取って就職してからの教育が重要になっています。 4年間の学費より3年の学費のほうが安いに決まっています。 経済的な問題もある者なら、専門3年で現場に出る方がいいのです。 大卒を鼻にかけて専門卒者より出来なかったりすれば、みじめな思いをするのは明白でしょう。 なってしまえば学歴はあまり関係ないといえるのも看護師です。 いい看護師になれるかどうかは本人の資質も関わってくるものです。
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