給与所得者の扶養控除等（異動）申告書についての質問です。

Question

給与所得者の扶養控除等（異動）申告書についての質問です。フルタイムのバイトで働くにあたってこの申告書のことで気になることがあるんですが、この申告書はどんなアルバイトであっても勤務し始める頃には必ず貰えて提出できる書類なんでしょうか。

私は独身で誰も扶養する親族がいないんですが、私のような場合、この申告書を提出しない場合の「乙」・”扶養0人”として提出した場合の「甲(扶養0人)」のどちらかとなりますが、もちろん提出して「甲」となるほうが所得税も安いですし、自分で確定申告する手間も省けて年末調整を会社でしてもらえるので、提出することのメリットがあると思うんですが、所得税が安くなるということは何か他でデメリットがあるのではないかと気になっています(>_<)

デメリットはあるんでしょうか。

Answer 1

別にメリットもデメリットもないと思いますよ。

甲乙どっちの欄で計算されても、どちらも概算・仮に納付しているだけであり、1年間の所得が確定すれば、正しい年税額が計算されて差額精算されますから、最終的には、甲乙どちらかが、余計に所得税を払っているということではありません。どちらも最後の納税額は同額です。

敢えてデメリットと言うなら、乙欄だったら、払い過ぎた税金の還付がたくさんあって、最後になんだか得をしたような気分になれるけど、甲欄の場合は、喜べる金額が少ないこと、くらいですか。

Answer 2

提出することで、扶養家族の有無がはっきりします。
甲と、乙の違いは、通常の労働者は甲欄で、2ｹ所以上から収入のある方が乙欄になります。

年末まで勤務している従業員は年末調整を行なった時、年の途中で入社した方や新入社員として入社した方は入社時の提出書類と共に、「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」を記入して、会社に提出することになります。
他の会社と掛け持ちしており、2ｹ所以上から給与をもらっていても、この扶養控除等(異動)申告書は、どこか1箇所にのみの提出が認められています。
この書類を提出した会社が、その仕事に主に就いていることになり、源泉所得税は、税率が低い甲欄として計算します。