解決済み
地質調査業界に転職しようと考えております。 地質調査業界の将来性が薄いと、よくお見かけしますが、その理由を教えてください。 工事請負い金額の低下が主原因と予想しています。 奥深く、職人業の様に感じる点に惹かれ水道業から転職を考えております。 当業界を知る方、是非ともアドバイスを頂けたらと思います。 宜しくお願いします。 現在、従業員数が10から20人(創業60年)の地質調査会社の求人に応募しようと考えております。 試料の採取から分析、調査、報告書の作成までの業務を行っている様です。 是非とも、参考にさせて頂きたいと思います。 何卒、宜しくお願いします。
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将来性が薄いという事は無いと思います。世界に誇る日本の建設技術を根底で支えているのが、地質調査です。また、海外製品が広く流通している中、唯一海外製品の参入を許していない分野が、地質調査で使用するサンプリングツールスです。それだけ日本の地質構造が複雑で、日本の製品と技術でしか対応できないのです。TPP締結後も、日本以上の複雑な地質構造での経験を持たない、外国の企業の参入を許さないと確信しています。複雑な地質構造の解析は、世界に誇る建設業界が必要とする絶対条件です。日本の地質調査業界は、その技術を持って生まれている、とも言えます。 但し、必要と希望? は異なります。質問者様の指摘の通り、地質調査は屋外での肉体労働。ボーリングマシンという高トルクで回転する機械を扱う事もあり、危険を伴う仕事でもあります。ボーリング作業従事者には、ボーリングマシン取扱いの特別教育受講の義務が課せられています。 しかし、仕事の割には高給ではない事も事実です。地質調査は公共事業に依存している割合が大きい仕事です。それだけに、予算が削られる傾向にあり、大規模工事であっても、地質調査に割り振られる金額は充分なものではありません。将来性の薄さとは、高給を夢みた人が感じた喪失感からではないかと思います。 地質調査業会に入るには、地質調査が好きな事、世界に誇る日本の土木を含めた建設技術を根底で支えるという誇りを持てる事。これが持てれば、そして畑違いでなければ、やりがいのある仕事だと思います。地質調査業に衰退は絶対にありません。私はそう信じています。
なるほど:3
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