教えて!しごとの先生
教えて!しごとの先生
  • 解決済み

心理カウンセラー・臨床心理士になりたい方々

心理カウンセラー・臨床心理士になりたい方々「心理カウンセラーや臨床心理士になりたい」と志願する方々の多くに、「過去にトラウマや精神疾患などを体験していたから悩んでいる人の力になりたい」「そのような経験があるからカウンセラーになれる素質がある」という事を耳にします。これは外国の心理士やカウンセラー志望者にも共通しているようです。 そこでなぜこのような現象が起きるのかを調べたところ、実証的ないし明確な研究がされてはおらず、分析心理学系の論考で「メサイヤコンプレックス」「人をケアする事で自分が救われたい」といった自己救済願望からくる心理職者への強い憧れというものがありました。 確かに一理あるなと思いました。しかし、疑問に思う点もあります。それは、たとえ辛い体験や病んだ経験を持ったから心理カウンセラーを志すことは「動機」としてはアリだとは思うのですが、それが心理カウンセラーとしての「適性」「理由」にはならないと思うんです。 http://heartfullife.jp/index.php?id=6 http://www.jcounselor.net/11interview/archives/2007/03/1214.html http://www.brush-up.jp/article/interview/631/ というのも、カウンセラーであっても臨床心理学という学問を基盤として臨床実践を行う専門家ですよね。そのためにはきちんとその道を極めて研究と実践を続けている指導者から指導を受け、じっくり時間をかけて基礎学問や隣接する学問を修め、臨床訓練や研究を通して専門職業人としての専門性を維持しなければならないと思うのです。それが、カウンセリングマインドを持った他職種やピアヘルパー、メンタルフレンドとは異なる存在だと思うんです。そこに自らの外傷体験等をクライエントに呈示する間隙はありません。 簡潔に言うと、骨折した経験があるから整形外科医になれるという論理が成り立たないのと同じように感じます。 少なくとも「私は過去に~な体験をして心に傷を負ったからカウンセラーを目指している」と意識している時点で、その方の課題は乗り越えられておらず、心の傷は癒えてはいないのかなとさえ考えてしまう始末です。 合理的で物事が全て説明できるとは考えていませんが、近年、自称カウンセラーからの被害や心理関連資格の乱立などが散見され、本当の意味で対象者・クライエントの為になる資格や専門性とはどうあるべきなのか考えておりました。何かご意見やご指摘、実証研究があればどうか教えて下さい。よろしくお願い申し上げます。

補足

私見ですが、優秀なカウンセラーは精神療法に熱心な精神科医の先生方やその先生方から訓練を受けた心理士の先生が多いと思います。クライエントを学生として集客し、短期間でカウンセラーとして仕立てるようなビジネスには疑問です。

続きを読む

5,047閲覧

知恵袋ユーザーさん

回答(3件)

  • ベストアンサー

    クライアントに対応する際には、カウンセラーの個人的な感情などは、ただの障害でしかありません。 そのような感情をもったまま、面接を行うのであれば、それはただのカウンセラーの自己満足であり、クライアントにとっては迷惑極まりない侵襲行為でしかありません。 カウンセラーというのは所詮個を捨て、完璧な面接を行うための技術者でなければいけません。 「自分が~だから、カウンセラーになりたい」 このような動機付けを持っている人間は、優秀なカウンセラーを目指そうとすれば、既にかなりのビハインドを背負っているのは間違いありません。 手前の自己満足にクライアントを巻き込んでいることに気づかない、馬鹿カウンセラーであれば、存在しないほうが世の中のためでしょう。 現行存在する心理資格はあまりにもザルであり、とても取り上げられるものではありません。 誤解を受けるような資格はすべて廃止し、まともな心理療法は精神科専門医に任せるのが、現実的ではないでしょうか?

  • 簡単に通信教育等で、資格が取られるのが問題です。 又、精神疾患を経験した人程、大言壮語だし。 故に、国公立の精神科以外は信じられないと。 カウンセリング・心療内科を標榜している開業者は?

    続きを読む
  • カウンセラーを目指す人は、人の心理というある意味変わったことに興味をもつ人なので、心理に関心をもつようになったきっかけはどの方にもあると思います。 また、外傷体験はカウンセラーを目指す目指さないに関わらず、 どの人にもあり、みなすべての外傷を乗り越えているとも思えません。 私も動機としてはいいと思いますが、それが目的や義務感、適性には繋がらないと思います。 実際にそうなっているカウンセラーは大変危険だと思います。意識できていなければ、なおさら。 独占名称ではないため、カウンセラー、セラピスト、〜心理士など数多くの非専門家が多くいます。 臨床心理士の中でさえ、自己満足と見られる対応をする方が、残念ながら多数いると感じます(個人的な感想ですが)。 専門家としての、社会的地位、待遇などがまだ十分に確立されていないため、本当に適性がある優秀な方は他の分野にいってしまっていると思います。 そのため、自己満足のために心理士として働く人が多いのではないでしょうか? 個人的には、もっと厳しい資格審査や研修システムを行うこと、そしてそれらに見合う保障が必要だと思います。 また、お金を生み出す仕事ではなく、医療に比べて科学性や効率性は悪いので、学問としての発展、臨床分野での発展も必要だと思います。

    続きを読む

    なるほど:1

< 質問に関する求人 >

心理カウンセラー(東京都)

この条件の求人をもっと見る

< 質問に関する求人 >

臨床心理士(東京都)

求人の検索結果を見る

もっと見る

この質問と関連する質問

    < いつもと違うしごとも見てみませんか? >

    覆面調査に関する求人(東京都)

    この条件の求人をもっと見る

    Q&A閲覧数ランキング

    カテゴリ: 資格

    転職エージェント求人数ランキング

    • 1

      続きを見る

    • 2

      続きを見る

    • 3

      続きを見る

    あわせて読みたい
    スタンバイプラスロゴ

    他の質問を探す

    答えが見つからない場合は、質問してみよう!

    Yahoo!知恵袋で質問をする

    ※Yahoo! JAPAN IDが必要です

    スタンバイ アプリでカンタン あなたにあった仕事見つかる