派遣の雇用契約書の派遣スタッフの名前について。 派遣の雇用契約書のことでお聞きしたいのですが、 当社では、派遣のスタッ…

Question

派遣の雇用契約書の派遣スタッフの名前について。 派遣の雇用契約書のことでお聞きしたいのですが、
当社では、派遣のスタッフの名前と住所を会社側で入力したものを
印刷し、本人に契約書に書かれていることに間違いがなければ、
直筆のサインと印鑑をもらっています。

昨日、回収してきた契約書に眼を通していたのですが、
契約書に書かれていた名前と、直筆の名前で名字が違っていました。
（例：契約書→山田ハナコ 直筆→鈴木ハナコ）

名字が違う理由は『結婚をした』からなのですが…。

当社の方では特に氏名変更手続き（給与振込み名義等）は受けていないのですが、
この契約書は有効なのでしょうか？

直筆だから名字が違っていても問題がないのかどうかが分からないので、
質問をさせていただきました。

ちなみに、その派遣スタッフは銀行口座の名義変更等は今月するそうです。

どうか、回答よろしくお願いいたします。

補足

私は派遣元になります。

派遣先通知書には旧姓で名前で記載しました。
その場合は大丈夫なのでしょうか？

Answer 1

ご質問者様は、派遣先でしょうか？派遣元でしょうか？
それによって回答が微妙に異なります。

まず、労働契約の実効性という意味では、新姓、旧姓の区別なくどちらも有効です。
そもそも、労働契約書への記名押印または署名捺印の法的義務自体存在しませんから、あとは貴社規定に沿って扱いを定めれば宜しいかと思います。一致していないのが「気持ち悪い」ということであれば、どちらかに合わせてもらっても良いでしょう。
以上、貴社が“派遣元”であるという前提での回答となります。

もし、貴社が“派遣先”であった場合は、雇用契約（労働契約）というものは存在せず、派遣元との労働者派遣契約のみとなります。労働者派遣契約では、派遣労働者の特定は禁止されていますから、当該契約書に派遣労働者の氏名記載はできません。（派遣元からの「派遣通知書」の形で一方的に“通知”されるのみです）

ご参考までに。

【補足を受けて】
派遣通知書と労働契約の記載が異なっていても、労働契約の有効性にはなんら問題ありません。
上述の通り、社内での取り扱いを定めておけばよいものとおもいます。