市町村保健師です。 明日までということなので、もう手遅れかもしれませんが、一応回答させていただきます。 市町村保健師は、直接地域に出向いて住民と関わりを持っていきます。 問題が発生していようがいまいが関係なく、地域の住民の健康や生活を支援する形です。 市町村保健師の業務は ・母子手帳の交付 ・新生児訪問 ・こどもの健診(乳児健診や3歳児健診など) ・予防接種(子どもや老人) ・歯科保健に関するもの ・健康診査(特定健診や各種がん健診) ・精神・身体障害者への直接的な関わり ・健康増進に向けた啓発などの業務 ・地域包括支援センターなどで高齢者への関わり(相談や要支援者へケアマネジメント) ・退院患者の調整 など、地域住民に直接関わるものが主です。 地区の状況を把握し(地区診断)、潜在的な問題にたいしてネットワークを構築して、社会資源を活用しながらの関わりになります。 保健所の保健師は、県職員にあたり、移動が多い状況にあります。 地域住民と直接関わることはあまりありません。県の方針などを市町村の担当者へと伝達し円滑に運営できるようにサポートしていると思っていいと思います。 その保健所の管轄である市町村のスーパーバイズ的な位置づけです。 分からないことや処遇困難事例などがある場合に、一緒に対策を練ってくれたり、使用可能な社会資源に繋げてくれるなど。市町村からみたら、社会資源の枠の中での大きな見方です。 保健所保健師の業務 ・未熟児の訪問(市町村の新生児訪問に同行することが多いです) ・感染症患者への関わり(結核患者に関しては直接訪問などして関わります) ・難病の患者への関わり(市町村と協力して関わります。主は保健所です) ・精神障害者への関わり(実際に動くには市町村ですが、主担当は保健所になっています)相談会もしています。 ・HIV検査などを実施・エイズに関する相談 ・各種研修会の開催(健康増進や認知症・母子関係など様々な分野の研修を企画・開催します)市町村への情報提供 ・災害時には県内の被災地への応援を行います。 ずらずらと書いてわかりにくかったと思いますが、保健所は市町村のバックアップ・連携をとりながら広く関わりを持つ感じです。 そして、市町村の取組状況などまとめており、マスコミ関係の広報もしてくれます。 管轄内の人々にたいする啓発なども行っています。 市町村はあくまで対象を地域の住民にしており、狭い範囲で深く関わります。そして、保健所や病院・地域の区長などサポートしてくれる人を活用してその人を支えていく形です。 うまく役割分担をしながら結果的に広域的に深く住民に関わっているような形で業務が行われています。 うまく伝えられたか心配ですが、参考になれば幸いです。 頑張って下さい。
なるほど:3
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