最短ルートは、来年の高認(高等学校卒業程度認定試験)を受け、短大で司書資格を取ることです。3年強で取れます。 司書補→司書ルートより断然、早くて楽です。 まず、司書補には、高卒以上であること、司書補講習を終了していることが求められます。「高卒」は、言葉通りに高校を卒業しても良いですし、高認でも代用がききます。「司書補講習」は、特定の大学で行われている講習を受講すればOKです。一応、図書館で働いているけれど資格の無い人を前提とした講習のため、大学やその年の状況によっては受講できないこともあります。(もちろん、受講審査をクリアすれば、そうでない人も受けられます。)講習中は、試験やレポートなどもあり、全ての単位を取りきって初めて、司書補の資格が得られます。 その後、司書になるためには、司書補としての実務経験3年以上と司書講習の終了が必要です。 この「実務経験3年」がやっかいです。まずは、図書館で職を得なくてはならないのですが、司書補は求人がありません。あっても「司書又は司書補」となるため、司書資格を持つ人と競って勝たねば、職にはありつけません。単に貸出・返却・書架整理だけやっているようなバイトは認められませんし、学校図書館なども対象外です。せっかく職を得ても司書講習を受けるためには丸2ヶ月間休まなくてはなりません。正規雇用でもまず休めませんが、嘱託や契約の非正規雇用では、ほぼ無理です。場合によっては、仕事を辞め、司書講習終了後に、再度、職を探さねばなりません。「司書講習」自体は、「司書補講習」と同様に、特定の大学で行われているものをクリアすればOKです。「司書講習」をクリアしても、実務経験が3年に足りない内は、「司書」とは名乗れません。 なお、各講習や短大の一覧は文科省HPに載っています。 司書の仕事の1つは調べることです。厳しいようですが、最低でも高卒以上の知識がないと、利用者の調べたいことを理解することすらできませんよ。 参考:司書について:文部科学省(http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/gakugei/shisyo/index.htm)
< 質問に関する求人 >
司書(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る