解決済み
作業療法士の養成学校の教師の方に質問です。作業療法は、精神や介護保険関係の在宅援助、児童の発達に関することなど、活動範囲が広いと思うのですが、専門学校の教師の方の専門分野により、学生への指導や評価が違ってくることがありますか?活動範囲が広いということは、専門性をもっている方が教師になっておられると思うのですが? 学校自体にも、その分野の得手、不得手があったりするのでしょうか?資格を取るための学校であると思いますが、実習評価に差が出る原因が知りたいです。留年が多いという話を聞きますので。 実習指導者の厳しさ以外に、評価基準のあいまいさを耳にする機会が多いので、疑問に思いました。今、学んでいる方たちに何らかの努力の方向を示していただければ嬉しいです。
教師の方へ、という質問なので、答え難いのでしょうか?いろいろとある噂ではなく、本当のところが知りたいのですが? 教師以外の方でも、どなたか知りませんか?
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施設で作業療法士をしています。 私も色々な学校の事情を知っているわけではありませんが、学校で勉強するのは殆どが身体領域の項目になります。精神科領域や老年期は身体領域に比べ勉強する時間がとても少ないです。これはどの学校にも共通して言えることだと思います。 実習評価に差が出るのは、学校側の問題ではないと思います。 一番の問題は学生自身の意識の問題です。実習で求められるのは知識だけではありません。社会人としての職業準備性的なところも多分に追及されてきます。挨拶ができるか、報告・連絡・相談ができるか、提出期限が守れるか、実習生として持つべき学習意欲が感じられるかなど、実習には様々な評価項目があります。知識が無いのはある程度仕方がないことですが、このような職業準備性がどのくらい備わっているかということが実習ではかなり重要になってきます。 私も何人も実習の指導をしていますが、知識が無くても一生懸命学ぼうとしている学生は実習期間の間にかなり成長して帰っていきます。逆に自分では何も考えようとせず、「実習に行けと言われたので来ました」みたいな学生は途中でリタイアするか、最後まで実習を終えても留年してしまうという人が多いように感じます。 実習ではわからないなりにも、どれだけ積極的に学ぼうとしているかという姿勢を見せることがとても大切です。実習は実習地のものではなく学生のものです。「実習に出なきゃ資格が取れないから…」ではなく、「ここで何かしらを得て帰ろう」と、思う気持ちが無い学生は難しいかもしれませんね。そういうのってすべて態度に現れるので。 学校自体に分野ごとの得手・不得手はないと思いますよ。 今学んでいる学生さんたちにも、そういった職業準備性も知識とともに身に付けてほしいですね。知識は臨床に出てからどんどん身に付きますが、職業準備性というのはまだまだ若いうちや経験の浅いうちでなければ身につかないものなので。 長々と書いてしまいましたが、質問者様の聞きたい回答になっていなかったら申し訳ありません。
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