希望退職の実際は肩たたきしたい人物に声を掛けて退職に追い込むのでしょうか？

Question

希望退職の実際は肩たたきしたい人物に声を掛けて退職に追い込むのでしょうか？パナソニックがテレビ事業縮小で希望退職を募集するようです。
「希望退職」は名ばかりで中年男性や成績が悪い人材に声を掛けて退職に追い込むのが普通なのでしょうか？
管理職は希望退職する人材を何人か集めるノルマがあったりするのでしょうか？

他の大手企業でも希望退職を募集したニュースを過去に聞きました。その時は応募人数が達成できたそうです。自ら企業に見切りを付ける人も結構多いのが現状なのでしょうか？

Answer 1

大企業でも、両方あります．

「希望退職」に応募すれば、退職金の割り増しを受けられる恩恵がありますが、それでも応募者が集まりにくいこともあります．そのときは、部や課ごとにノルマが割り当てられて、「本人が退職を希望するように」上手に誘導することも発生します．

表だって肩たたきが大々的に行われることは決してありません．
しかし、本人に「この会社に居ても、自分には将来がない」ことを理解させるような仕組みは、いくらでも存在します．
自ら見切りを付けてもらう点では、優秀な人が他社への転職を考えて希望退職する場合も、肩たたきされるような会社への貢献度が低い人が自らの能力と将来を考えて希望退職する場合も、どちらも場合も同じです．

管理職の仕事は、本人の能力とやる気を引き出すようにコーチすることです．
部長クラスの管理職は、自分の部署で能力を発揮できない人がいれば、その人を他の部署に異動させることができます．
異動先の仕事が気に食わない人は、自ら会社を去ることも多いです．これは肩たたきではなく、適正な人員配置を考慮した結果のことです．

Answer 2

希望退職の場合は通常、退職金が多くもらえます。
自分の年収の推移と定年時の退職金などを考慮して、希望退職に応募したほうが得だと思う人なら応募するでしょう。
ある程度の経験や知識、資格のある人であれば、年収が落ちても再就職が可能ですからね。
大企業の場合、「名ばかりの希望退職」というのはないです。