社内で同僚の女性二人が一人の同僚の男性から個別にセクハラにあっていたことを相談されました、先にセクハラにあった女性は飲み…

Question

社内で同僚の女性二人が一人の同僚の男性から個別にセクハラにあっていたことを相談されました、先にセクハラにあった女性は飲み会の帰りに飲酒はしてなかったので車を運転して帰るのにこの男性も偶然変える方向が同じだと乗せて帰ることになったがキスを強要され断ったところ次の日から職場でのいじめが始まり無視、物を投げる怒鳴る、あることないうわさを流すなど半年以上続いている。 もう一人の女性は先に被害を受けている女性のありもしない事を吹き込みしつこくメールでデートや食事に誘い、他の女性社員も来ていると行ってみたら男性二人で言い寄って来ていた男はマッサージと言い体に触り現在も食事に誘われ続けている。本人達は訴える気持ちでいますが具体的にどうしていいか分かりません、 このまま泣き寝入りしたくはないので良いアドバイスをお聞かせ下さい。

Answer 1

某県の労働局でセクハラ対策指導員をしているものです。
現在は男女雇用機会均等法11条で全ての企業はセクハラに対する対処を求められています。
つまり、職場でのセクハラは個人の問題ではなく会社としての対処を求められる問題です。
会社は、具体的には相談窓口の設置や迅速な確認・対処をする必要があります。
窓口が無ければ法違反の可能性があります。
とりあえずは、人事や上司に相談して会社へ苦情が伝わり、会社として対処を求める必要があります。
相談したにも係わらず、何も対処しないという場合には、労働局の雇用均等室へご相談頂ければ、均等法1７条の労働局長の援助、１8条の調停という制度の利用が可能になります。
この制度は、行政サービスの一環で強制力はありませんが、お互いの意見を聞き、より良い妥協点を模索します。
勿論、会社の法違反には指導することになります。

その他、裁判などに訴える方法もありますが、費用と時間がかなり掛かりますので、かなりの慰謝料の請求でもないかぎりはお勧めしませんが、個人への訴えはこちらしか利用できません。
上記の制度はあくまでも、法に規定されているにも係わらず、会社が何もしない、つまり会社との紛争にのみ利用できます。

以上、とりあえず会社への苦情を早めに伝えてください。
個人での解決を模索するのは、事態を悪化させる可能性があります。
そうなる前に早めに行動してみてください。

Answer 2

まずは女性2人がそれぞれに今まで受けたｾｸﾊﾗ，ﾊﾟﾜﾊﾗ，ﾓﾗﾊﾗ行為を書面にまとめて、ﾒｰﾙなども証拠として保存することです。
勤務先にﾍﾙﾌﾟﾗｲﾝのような相談窓口，労働組合あれば相談をされたらよいと思いますが、ないのであれば…
労働基準監督署，弁護士に相談をしたらよいと思います。
また各都道府県に労働雇用均等室というのがあり、ｾｸﾊﾗ専門の相談員がいて電話番号は厚労省のHPに掲載されていて秘密厳守で対応してくれるはずです。
上司の人柄や職場のﾊﾗｽﾒﾝﾄ問題の意識のﾚﾍﾞﾙが低いようであれば、このような機関に相談をして知識を増やしてからの方がよいのではないでしょうか。
上司に相談をするまではまわりに気付かれないようにする注意も必要だと思います。
このようなﾊﾗｽﾒﾝﾄ問題は解決することと同時に解決後の立場を守ることも重要なことなので、よく話合い慎重な行動を取ることが大切です。
勤務先がｾｸﾊﾗ男性に対する適切な措置を取ってくれ、よりよい解決ができるとよいですね。

Answer 3

職場で『ハラスメント（嫌がらせ、いじめ）』についての講習を受けましたが。
現在の定義は、発信者の意図に関係なく、発言や行動が相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけたり、驚異や不利益を与えること。（年々変わっていくそうです）

質問者様の場合ですと、
キスを強要＝セクシャルハラスメント
それを断ったことに対する嫌がらせ＝パワーハラスメント
あることないうわさを流す＝モラルハラスメント
軽くこれくらいは、あてはまると思います。

講習では『はっきりと意思表示、毅然とした態度をとること』とならいましたが、なかなか出来ないのが現状だそうです。

質問者様のお勤め先にハラスメントを扱う部署があれば良いのですが、無ければ人事課等で話を聞いてもらう。

これも講習の一部からですが、
『記録を取ること』
不快な言動やセクハラが発生した日時、場所、具体的状況（いつ、誰が、どこで、何をしたか、どの様に感じたか、他人はいたかなど）の記録を取り、手紙やメールは保存しておくことが、後の事実関係の確や証明のためにも、また自分の気持ちの整理のためにも重要です。

『問題を整理する』
不快な性的言動を受けたときは、気持ちが不安定になりがちだが、後で相談・苦情を申し立てる場合に、事実と自分の要求を説明出来るように、問題を整理しておくことが必要です。

あとは相談ですね、日本の場合ですとなかなか言い出せないのがありますよね。でも、黙ったままでは何も解決はしません。
被害者を他にも出さないためにも、勇気を出して行動する事が大切です。

【訴える気持ちでいます】
一度目は直接の上司で良いと思いますが、そのことにより不利益（ハラスメント等）がおこる事も十分予想されますよね。

【このまま泣き寝入りしたくはないので】
一度目で収まらなければ、セクハラ男性と会社を相手取り裁判をおこしてみては如何でしょうか？

ご参考になれば幸いです。

くれぐれも、記録等は取りましょう。