既に退職した会社ですが給与が支払われておらず、労働基準監督所に相談しました。労働基準監督所から連絡を受けた社長は、１０日…

Question

既に退職した会社ですが給与が支払われておらず、労働基準監督所に相談しました。労働基準監督所から連絡を受けた社長は、１０日毎に支払うから取下げて欲しいと言われ、取下げましたが約束は守られず１０日以上遅れた先日やっと一度目の支払いがありました。こちらから連絡し、やっとでした。ちなみに連絡する度に社長は激怒し怒鳴りまくります。
次はいつ支払ってもらえるんですか、と連絡したら「しつこいなぁ」と激怒。
そこで労働基準監督所に再び相談すると簡易裁判所に行くよう勧められました。そちらの方が強制力があるからだそうですが、例えどんなに強制力があったとしても経済的にかなり厳しい会社から支払ってもらえるように出来るのでしょうか。また、仮に裁判で私たちが不利になる可能性はありますか。

補足

税務署とも裁判中のようで預金、建物から車まで差し押さえられたそうです。営業はしているようですが、収入はなく別の仕事の収入で賄ってるようです
負ける可能性もあるのでしょうか

Answer 1

裁判で勝訴できれば、強制執行と言う方法がとれます。
いわゆる「差し押さえ」ですね。

会社が曲がりなりにも業務継続していて、定期的な収入があるのなら、その収入に対して強制執行をかけることができますから、今より確実なのは確かですね。
それ以外にも、担保に入っていない（抵当権のついていない）会社の財産があれば、それらを差し押さえるということもできますし、もちろん預金などの現金があれば（まあ経営難の状態でこれはないと思いますけど）それも差し押さえられます。

＃＃補足分＃＃
負ける可能性はほとんどないと思いますけど、おっしゃる状況では裁判で勝っても強制執行は難しいかもしれませんね。
それくらいなら、なだめすかしてなんとかちょっとずつでも払ってもらった方が賢明かもしれません。
最悪倒産ということになってしまえば、債権者の優先順位に従って財産を別けることになるだけですからね。
まあ労働債権は順位は高い方ですけど、状況次第では早い者勝ちで清算されちゃったり、そもそも売るだけの財産が残っていないという状況もあり得ますからね。

とりあえず遅れてでも支払われているうちはなんとかそのまま維持してもらうようにして、それが止まってしまったら少額訴訟に踏み切るのがいいのではないでしょうか。