簿記三級で質問です。 今年度計上されるべきなのに、まだ訂上されていないものがある！ 来年度計上される べきものがすでに…

Question

簿記三級で質問です。

今年度計上されるべきなのに、まだ訂上されていないものがある！
来年度計上される
べきものがすでに
計上されてしまっている！

とはどういう意味でしょうか？

Answer 1

費用収益の見越し繰り延べの仕訳が必要だという事で、勘定科目としては前払費用、前受収益、未払費用、未収収益という勘定科目が登場するあの決算整理仕訳のことです。

Answer 2

費用収益は、今自分たちが位置している期間内のもののみを計上しなければいけません。

例えば当期の会計期間が令和6年4月1日から令和7年3月31日までとしましょう。
令和6年10月1日に1年分の家賃を払った場合、支払った家賃の分のサービスを受けるのは令和6年10月1日から令和7年3月31日までです。残りの6ヶ月はお金こそ支払ったものの、当期の費用としてカウントされません。
これは、令和7年4月1日から令和7年9月30日までの家賃支払分のサービスを受けていないためです。

こういう期間のズレを是正するのが決算整理仕訳で、要は今年度のみに対応するよう直してくれという意味ですね。