社会保険労務士や税理士はクライアントの指示なら違法なことでも従うのですか？ 雇用契約で雇い主と指揮命令関係にある労働者…

Question

社会保険労務士や税理士はクライアントの指示なら違法なことでも従うのですか？
雇用契約で雇い主と指揮命令関係にある労働者でも違法な業務命令には従う義務はありませんが、
委任契約の税理士や社会保険労務士はクライアントの違法な指示？（「脱税しろ」など）に従う義務があるのですか？

補足

グッドウィルの社会保険労務士事務所、渋谷区恵比寿の小前事務所は「グッドウィルの派遣労働者宛ての信書は黒ネコメール便を使え」というグッドウィルからの指示なので、
「違法でもクライアントであるグッドウィルの指示に従わざるを得ない」との回答でした。
だから、総務省にＦＡＸと電話をしました。

Answer 1

違法な指示や行為は「従う」のではなく、あくまでも「是正する」のが義務です。

例にあるような「脱税しろ」は違法である事が明白ですが、現在日本に存在する法律（法規）は、日本国憲法（人権規定、統治規定、憲法保障）民法、商法、刑法、民事訴訟法、刑事訴訟法等で詳細を定められているものの、矛盾が発生している事も少なくありません。

税理士や社労士といえど、担当分野の法規だけを理解するのではなく、専門家として法の精神や法の解釈について、常に学習する姿勢と、倫理観を持った対応が必要があると思います。

Answer 2

義務はないですが、私の勤めている税理士事務所（韓国朝鮮系）は、違法な事をしていました。

「顧問先のため、顧問先のため・・・」 が口癖でしたが、自分の良心を誤魔化す呪文が欲しかったのでしょう。
要するに、金に汚く、儲かればいいという、わがままなだけです。

脱税は、歳入不足で増税につながります。真面目に納税する人に、さらに負担がのしかかり、不公平です。

Answer 3

『拒否しなければならない｡』

理由は、社会保険労務士も税理士は、単なる国家資格だけでなく、名称独占及び業務独占の立場が、各々の法律で明文化され、厳しく運用されています。

違法行為をすれば、最悪、資格剥奪及び刑事罰が課せられます。

従って、違法行為をおこなうよう指示するクライアントには、その旨を指摘し是正させなくてはいけません。