専門医を市中で取るか大学で取るか 医学部6年生です。将来のキャリアについて最近考えており、市中病院で専門研修をする…

Question

専門医を市中で取るか大学で取るか

医学部6年生です。将来のキャリアについて最近考えており、市中病院で専門研修をするか、大学病院で専門研修をするかどうかで悩んでいます。将来的には訪問診療をしたいと考えており、専門研修は糖尿病内科を今の所考えています。
大学病院の医局に入ると自分の希望しない病院に派遣されることがあると聞いており、市中病院で専門研修を行うことを検討していますが、市中病院では最短で専門医を取ることは難しくないでしょうか、また、市中病院でサブスペシャリティを取ることは現実的に可能なのでしょうか。また、専門研修先を探す際には実際に見学しにいくしかないのでしょうか(初期研修におけるホクトのような口コミサイトとかはないのか)。
よろしくお願いします。

Answer 1

市中病院もほとんどが医局の関連病院になっている以上、入局なしに専門医、特にサブスペシャリティを取ることは、難しいと思いますが。
しかも、市中病院の専門医プログラムでも、「基幹施設」と「連携施設」を1-2年ごとに変わることがほとんどで、一つの病院で研修するわけじゃないです。
https://www.naika.or.jp/pref_program/
で行きたい病院のプログラムを一度見てみれば良いのでは？

Answer 2

市中病院と大学病院での専門研修について簡単にまとめます。

市中病院

メリット:

実際の患者を多く扱うので、経験を早く積める。

希望する病院で研修が受けられることが多い。

デメリット:

教育体制が大学病院より手薄な場合があり、指導が少ないことがある。

サブスペシャリティ（専門外の専門分野）の研修機会が限られることがある。

大学病院

メリット:

教育体制が整っており、学問的な支援が得やすい。

サブスペシャリティや研究機会が豊富。

デメリット:

希望しない病院に派遣されることがある。

実務的な経験が市中病院より少ない場合がある。

見学と情報収集

実際に研修を希望する病院を見学し、職場の雰囲気や指導体制を確認するのが一番です。

口コミサイトや研修情報サイト（例：ホクトのようなもの）は、情報収集に役立ちますが、実際に自分で足を運ぶのが最も確実です。

結論

市中病院での専門研修は最短で専門医を取るのが難しくない場合もありますが、サブスペシャリティを取りたい場合は大学病院の方が選択肢が広いことがあります。自分の目指すキャリアに合った病院を見学し、具体的な環境を確認することが重要です。