理系と文系は半々くらいだと思いますが、理系のトップの医学部、文系のトップの法学部として、クリニックなどはよく街で見かけま…

Question

理系と文系は半々くらいだと思いますが、理系のトップの医学部、文系のトップの法学部として、クリニックなどはよく街で見かけますが、法律事務所はあまり見かけません。法学部の人はあまり独立せず企業に務めているのですか？

Answer 1

大学定員の文理は3対1で文系が主体(国立は1対3で理系主体)。
高校は工業高校農業高校を入れても文理2対1です。
さて法律の専門職ですが、司法試験を目指す以外は企業法務職に就職するケースが主流です。
企業法務としてクライアントを増やし、司法書士を取り退職後司法書士事務所に勤務するパターンは多いです。この他公務員で行政書士などを資格を得て独立するパターンもあります。

法学部出ただけでは、資格がないので独立できません。ただ、少ないですが司法書士事務所に就職するケースはあります。
司法書士にしても難関ですので、

Answer 2

医師の数は約34万人(歯科医師は約10万人)、クリニックの数は約10万件(歯科医師は6.8万件)です。一方、弁護士の数は約4.5万人で弁護士事務所は約1.8万件です。

クリニックに較べて法律事務所を余り見かけないのは、上記の数の違いに加えて、他の回答者様が言っておられるように、弁護士事務所が「大都会に集中している」、「(普通の人は余り行かない)裁判所周辺などの特定の場所に集中している」ためです。

もう一つは資金力の違いです。医師特に開業医は「超高給取りの公務員」のようなものです。お金だけでなく、お客も国が用意してくれていると言って良いと思います(「老人の1割負担」や「生活保護の医療費無料」など)。
市内の一等地の非常に目立つ場所に豪華なクリニックを建てることができるのです。

それに対して、弁護士の場合は国からの補助は「国選弁護」などを除き何もありません。多くの弁護士は、目立たない場所(ビル)に、小さな事務所を構えて「細々」と経営しているのです(ご存じのように収入は激減しています)。

※弁護士は約4万5千人います(この15年で2万人も増えています)が、30%強の約1万4千人が年収200万円以下の「ワーキングプア」なのです。そして、ワーキングプア弁護士は年々増えているのです。

Answer 3

医師国家試験の合格者数は、司法試験合格者の約5倍程度います。
よって、弁護士の人数より医師の人数の方が多いため、身近です。
また、弁護士は東京などの大都市に集中しており、地方都市では裁判所の付近に事務所があり、あまり身近にありません。

Answer 4

医師は日本国民全員が医療サービスを受けられるように活動してきたため、その一部である診療所（クリニック）を日本のどこでも見かけることが出来ます。
しかし、法学部卒は金儲けにしか興味が無く公益性の概念を持たないため、東京に一極集中しており、さらに所在地を調べると裁判所や法務局の周辺に集まっていることが分かります。