労務・人事についての質問です。 現在、労務・人事を担当してします。 年間目標を毎年３つほど出さなければいけないの…

Question

労務・人事についての質問です。

現在、労務・人事を担当してします。
年間目標を毎年３つほど出さなければいけないのですが、皆さんはどのような目標を掲げていますか。

Answer 1

まず、労務・人事部門の固有の目標として代表的なことを参考例として記述します。
■コンプライアンスの徹底：
法令遵守は労務・人事部門の基本であり、最も重要です。労働法や社会保険法などの変更に常に注意を払い、企業が法的リスクを回避できるようにすることが求められます。
■従業員エンゲージメントの向上：
従業員のモチベーションと満足度を高めることで、生産性の向上と離職率の低下を目指します。キャリア開発プログラムや福利厚生の充実など、従業員が働きがいを感じる環境を作ることが重要です。
■人財育成とキャリアパスの明確化：
従業員が自己実現できるキャリアパスを提供し、継続的なスキルアップと成長を支援します。特に若手や中堅の社員に対しては、将来のリーダーとしての育成に注力することが大切です。

これらの組織固有の重要なタスクなどに対して、年代によっての重要なポイントを掛け合わせ、ご自身が担うべき役割によって、具体的な目標に落とし込みます。
■20代の若手人財
・スキルセットの拡充：
多様な業務経験を積み、専門性と汎用性を兼ね備えたスキルを身につける。
・ネットワーキングとメンタリング：
社内外のネットワークを構築し、メンターや先輩から学ぶ機会を持つ。
・自己啓発の推進：
自主的な学習と自己成長を促すための環境を整える。
■30代の中堅人財
・リーダーシップ能力の向上：
チームを率いる能力を高め、プロジェクトやタスクの管理を行う。
・意思決定能力の強化：
複雑な問題に対する解決策を見出し、迅速かつ効果的な意思決定を行う。
・後進の指導と育成：
若手社員の指導者としての役割を果たし、次世代の人材を育てる。

どちらを主、従にしてもかまいません。例えば、『チームを率いる能力を高め、プロジェクトやタスクの管理を行うために、労働法や社会保険法などの改正についてフォロー可能な体制を提案し、自らリーダーとして率先する。目標としては改正ターゲット10件、フォロー率100%、期限は年度末。中間フォローとして前期末で定量的な数値実績を確認する』という感じですね。

Answer 2

バックオフィス系って、100%の制度で期限内に仕事を収めることが絶対なので、他の部署のような目標って立てづらいんですよね。

そのため、挙げるとすると、
①作業時間、工数を見直し、効率化からの時短を目指す
②昨年の反省を踏まえ、各部署の部門長に働きかけ、期限内に情報が集まるよう働きかける
③新しい補助金、助成金を受けられるように社内体制を見直す
って感じですかね。
※細かい所は会社の内情によるでしょうからザックリとした目標になります。