よく3親等内の親族に前科者がいたら警察官になれない、警察官と婚姻できない、などという話を聞くのですが、あれは本当でしょう…

Question

よく3親等内の親族に前科者がいたら警察官になれない、警察官と婚姻できない、などという話を聞くのですが、あれは本当でしょうか。そんなのは普通に違憲だと思うのですが、実際に罷り通っているのでしょうか。

Answer 1

警察官になれないのは事実です。

婚姻はできます。
婚姻に際しても、警察官採用試験受験と同様、結婚相手やその親族の前科前歴、暴力団、右翼、極左、特殊宗教団体などへの所属の有無及び所属歴についてはくまなく調査はしますが、もし所属事実があったり、誰かに前科前歴があっても、婚姻には関係ありません。

本部長でさえも婚姻させないということはできません。

ようは、警察官になろうとする本人に前科前歴がないか、本人にはなくてもその親族に前科前歴や各種団体関係者がいないかをしらべ、それら警察組織に不適切なものを組織に入らせないように調査するのが身辺調査です。

警察官になっている＝そういう疑いはないということですから、その警察官が犯歴のある人と結婚しても、その人が組織にはいるわけじゃないので、組織的にその婚姻を否定することは絶対に出来ないんです。

ただ、警察官(男)と犯歴のある人(女)が結婚した場合、その二人から生まれた子供はいくら父親が警察官でも、警察官にはなれません。母親に犯歴があるので。
また、母親に犯歴がなくても、祖父母、叔父叔母いとこに犯歴があると、それも警察にはなれません。

それは警察官の偏見ではなく、親族に問題があるからであって、恨むなら親族を恨むしかないです。

Answer 2

罷り通る…のでは無く内規みたいなモノですから、表立って罷り通りはしません。
そもそも罷り通るとは
悪い事でも堂々と通用する…みたいな使われ方ですが、基本的な背景には悪い事では無く、リスクヘッジを前提に健全な警察活動を行う為の危機管理ですか。罷り通るの使い方は不適切だと思います。

結果的にその事実が有れば、何かしらの採用基準に満たない若しくは他者と比べて合格点に達しなかった…という判定基準で落とされていると思います。
また2〜3年前には某大学でも、女性の合格者を故意に落としていたと報道されています。
結局は裏の操作ですが、こちらは悪意が有ります。

警察官の場合
あくまで例えばですが、身内(3等親)にそんな前科者が居たのを知っている悪い奴が、それをネタにゆすって来たり、罪を見逃してくれと脅して来たりすれば？

Answer 3

どうなんでしょうね。

ただ、前科のある方と交際していた警察官が結婚を機に退職された例は知っています。