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来年の春から漁船の船頭になるので、第二級海上特殊無線を取得しようと思っています。受験の申し込み方法や、どのような試験かなど、その他おすすめのテキストや勉強法または具体的なアドバイスなど有れば教えて 頂きたいです。
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第二級海上特殊無線技士(二海特)の取得方法は、国家試験と養成課程講習会の2種類があります。国家試験は独学で勉強して合格を目指す方法、講習会は受講料を払って資格を取得する方法です。 国家試験の場合、以前は指定された試験会場に受験者が各地から集まって開催される方式でしたが、主要都市でしか開催されておらず地方から来られる人は泊まりがけで前日入りするなど不便を強いられていましたので、昨年からはCBT試験(コンピュータによる試験)へ変更になり、最寄りのテストセンターへ予約した日時に行って手軽に受験ができるようになりました。テストセンターには受験用のパソコンがあり、その画面上に問題が表示されていきますので、受験者はマウスで正答を選んでいくだけです。二海特の受験料は5,600円、合格後の免許証の交付手数料は約2,000円となっており、国家試験の最大のメリットは取得の費用が抑えられる点です。 この二海特は無線従事者資格の中でも、かなり簡単な部類に含まれており、中学生らが合格している第四級アマチュア無線と同等の難易度とされています。しかし参考書を開くと、あまり聞き慣れない無線用語が多く、最初はとっつきにくい印象があります。そのため、手っ取り早く合格を狙いたい受験者の大半は参考書で無線のなんたるかを一から学習するのではなく、問題集を用意して過去に出題された傾向(問題と解答の組合せ)を丸暗記して合格を目指す方が多くなっています。 参考書としては「やさしく学ぶ 第二級海上特殊無線技士試験」 問題集は「特殊無線技士問題・解答集 誠文堂新光社」「特技 問題解答集 情報通信振興会」などが売れ筋です。私のおすすめは特殊無線技士問題・解答集 誠文堂新光社で、この本の二海特のページを数日かけて丸暗記してしまえば合格のラインに達します。 CBT試験の受験申請はこちらの案内ページから https://www.nichimu.or.jp/kshiken/vcmsFolder_723/vcms_723.html 一方の講習会は全国各地で不定期に開催されています。講習は2日間に渡って行われ、派遣された講師から無線工学8時間・法規5時間の指導を受けたあと、最終時限の修了試験に合格すると免許証が与えられます。 講習会は素人さん相手の制度ですので、事前に参考書などで予習して頭に詰め込んでおく必要はありません、教材も当日に会場で配布されます。高い金額だけあってほぼ確実に取得できるように指導され、出席者の合格率は95%を超えています。ここで落ちる方の主な原因は、寝不足でうわの空になっている者や、個人の都合や体調不良などで2日目を欠席する方です。講習会は地域によって様々な主催者が存在しており、受講料に大きく幅(2万円半ば~5万円程度)があります。
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