製薬業界 今後について 製薬業界への就職を考えている理系大学生(生命科学系学科で有機合成研究予定)です。修士からの就職…

Question

製薬業界 今後について

製薬業界への就職を考えている理系大学生(生命科学系学科で有機合成研究予定)です。修士からの就職を考えています。前提として、私はまだ就活まで時間があり、調べていない分知識不足です。
そこで手っ取り早く情報を得るためこちらで聞きます。

・修士卒が製薬に入るとして、MR以外にどんな道がありますか？なるべく多く教えていただけると助かります。

・製薬業界で人員整理など不安を煽る情報が多いですが、製薬業界で長く生き残るのはそれほど難しいのでしょうか？

・製薬と化学メーカーの大まかな違いをお願い致します。職種、年収水準、ワークライフバランスなど

Answer 1

・臨床開発、薬事、品質保証、メディカルサイエンスリエゾン、生産技術、などなど。
具体的な仕事内容はお調べください。
その方が理解が深まるかと思います。

・会社によります。
まず不安要素は国内の某製薬会社が社長に外人を据え置いたことに端を発します。
研究職のかなりが離職し、結果として日本の研究所はガラガラで製薬あぶないんじゃない？という空気が広がりました。
私の知人も全員消えましたし、入社1年で辞めた方もいました。
その後も薬価改定やMR不要論も出てきて製薬業界としては冷たい風が吹いています。
新薬が出れば一気に業績が回復するのですが国内メーカーはなかなかうまくいっておらずブロックバスターの特許切れに怯える日々です(特許切れたらリストラ発動)。

という感じで安定感に欠ける業界ですね。

・化学メーカーにはメディカルサイエンスリエゾンと臨床開発がないです。
待遇は基本的に製薬が良いですが、40歳超えたくらいから大手だと化学メーカーでも同列か超えてきます。
化学メーカーの方が安定感あるので長く働きたいならおすすめです。内定も出やすいですし。

本当に会社によりますがイメージは以下になります。
ちなみに自分は大手製薬でしたが残業がめちゃくちゃ多かったので32歳で1000万円超えました。

中小製薬:40歳課長700〜1000万円
大手製薬:40歳課長1000〜1500万円
中小化学:40歳課長600〜1000万円
大手化学:40歳課長1000〜1300万円

ワークライフバランスは会社と部署によりますね。