公認会計士の方に質問です。 よく公認会計士は、『医師、弁護士と並ぶ』と称されます。 そこで、公認会計士は、医師と並ぶ…

Question

公認会計士の方に質問です。
よく公認会計士は、『医師、弁護士と並ぶ』と称されます。
そこで、公認会計士は、医師と並ぶと思っているか？という質問です。医師は、その業務内容や社会的公共的意義、また、医学部を出て研究者として、IPS細胞の研究など高度な事をしている人達もいます。
弁護士は法律分野のスペシャリストで、昔は旧司法試験が難しすぎたので医師、弁護士などと言われてきました。
会計士は会計のスペシャリストで、今や司法試験と比べても難易度に大きな差は無いように思います。
これら３つの資格を三大国家資格とよく言いますが、どれか一つを残さないといけない場合、国民投票をしたら、ダントツで医師が選ばれると思います。
医者も低レベルな医者やヤブ医者もいますが、相応の学歴があり、有能で誠実な医師や遺伝的にも治療が難しい難病の研究をしている研究者、死にそうな患者を救急医療で救っている医師、また、海外の貧しい国で私財をなげうって医療活動をしている医師など、立派な医師もいます。
私個人の意見ですが、医師はダントツで並ぶ資格は無く、次点で法曹≒会計士だと思っています。
色々なご意見を伺えると嬉しいです！

Answer 1

私は公認会計士では無いですが、勤務先で弁護士・公認会計士と業務上付き合いがあり、医師は持病の主治医や親族（従兄弟とその子達、我が子は医学部生）と身辺に多いので、返答させて頂きます。

私が中学生の時、父に「何故教師だけで無く、医者・弁護士・議員も「先生」なのか？」と聞いたことがありました。父の返事は単純。「そりゃ困っている人間を助けるからさ。マイナス状態の人間をゼロやプラスの状態に引き上げる。そういう職業に就いている人は、人々から自然と「先生」と呼ばれ尊敬される。」

今、私は医者・弁護士に対し「＊＊先生」と無意識に呼びますが、公認会計士には呼んだ事は一度もありません。いつも「さん」付けです。

医師という資格は文字どおり「特別」と思います。

弁護士・公認会計士は高卒や専門学校卒でも成れます。実際新聞の報道ネタになるほどいます。

ただし医師は医学科卒（見込み含む）の「医学士」の称号を持った者しか、医師国家試験が受験許可されません。たとえ工学部卒→医学部大学院卒の医学博士・医学部教授であっても。そして医学科定員数は、毎年閣議決定で決める唯一の学科定員です。更に医師国家試験では難易度調整で免許交付者数も調整します。それほど医師になることが政府から制限されています。

我が子（国立大医学部3年生）に「医師って美味しい資格だよな。医学部に出て3年後には俺の年収を超えるし。」って言ったら「父さんは『ヒポクラテスの誓い』って知ってる？」と言われました。調べると500年くらい昔から、医者の心構えとか倫理観とかを言い伝えているそうで。医師にとって世界的共通の「あるべき姿」のスローガンのようです。

医師は、自分達が「三大国家資格」を持っているなんて思っていないでしょう。彼らは「俺たちが持っているのは『資格』じゃなく国から与えられた『免許』だ。一緒にするな。」と言うでしょう。

「医師・弁護士・公認会計士＝三大国家資格」は、資格ビジネス業界の宣伝文句だと思います。「公認会計士」という資格関連教育で金儲けをするために。

50過ぎのオジサンの私見ですので、気を悪くしたら申し訳ありません。
長文失礼しました。

Answer 2

公認会計士がどのような役割を果たしているかわからない方の回答が散見されるので簡単に補足しますね。

監査は情報提供機能が主目的です。
一つ挙げると、投資家の意思決定に資する情報をしっかり提供するために存在しています。

監査法人と事業会社両方に勤めた事がある方は分かるかと思いますが、会計監査が存在しなかったら粉飾に手を染める会社がほとんどだと思います。そのくらい事業会社というのは利害関係者からのプレッシャーを日々受けています。
そんな中、監査という存在がなかったら日本にはまともな投資市場はなくなり海外からの資金の流入もなくなるので日本は衰退の一途を辿るでしょうね。

どの立場にも属したことのない手合いが想像だけであれこれ発言することには毎度辟易させられます。

Answer 3

試験という点で見ると同等かなとは思います。
ただ職業という点で見ると医師にならぶ（難易度、社会貢献度）職業はないかなと思います。

Answer 4

並ぶというのは
取得が難解なのと、人の役に立つということで並んでるんですよね？

その『並ぶ』がスライドされてしまって
質問者さんは
仕事の価値的な意味合いで並べたいような気がします。

例えば入試で英語数学国語が難関だと言うのと同じで
それぞれの点数を上げるのは難しいです。

それでは
英語と数学と国語を比較してしまっていいと思いますか？
どの学問が他のより優れているとか言えるのでしょうか。
もし言うなら、基準があるはずで
基準は観測者それぞれによって違う観点を設定出来ます。

質問者さんの基準は『死にそうな患者を救う』一択であり、
それだったら医師がダントツなのは当たり前です。そのための医師ですから。

公認会計士は
多くの大企業の監査を滞りなく済ませて企業活動を無事に進ませるというのが基準であり、多くの企業を救っています。
医師に、企業の監査が出来ますか？
人間の病いや怪我は救えても企業を救えますか？

弁護士も
多くの人の弁護をして、多くの人の人生を救っています。
公認会計士や医師に、窮地に立って困っている人の法律的な弁護が出来ますか？
民事訴訟や刑事訴訟に勝てますか？