レコーディング・ミックスをしている者です。 前置きとしまして、音響系にしか興味がないあるいは吹き替え系にしか興味がない人である事が前提でしたら、前者から後者を補う事は出来ても、後者から前者を補う事はかなり出来ません。 音響系のエンジニアでしたら、人により程度はバラバラでしょうがある程度で全ての楽器に精通する必要があり、また曲調やアーティストの意向にもよるでしょうが収録する楽器に相応しいマイクの選び方やマイキングやその他の機器やその設定のやり方なんかの必要情報量が圧倒的に違います。 マイク1つをとってみましても、何百本も流通しているのが現在で、その中でも低音から高音までで使われていて、一種の業界標準みたいな感じで使用されているものだけでも軽く15本くらいは知識としてほぼ誰もが共有しています。 そしてそんな中の1つとして、歌録り・声の収録もあります。 さしづめ、5人くらいの合唱コーラスなんかが、アフレコと似たような現場になります。 つまりは補完が可能と言えば可能です。 一方で今までアフレコ現場しかいなかったあるいはアフレコにしか興味がない方が音響系に行くとなりますと、これらを全て習得する必要があります。 かなり大変な事は明白かと思われます。 勿論、音響系の方が凄いんだぞとか、アフレコに携わっている方や目指している方にマウントを取るような事では無くて、むしろアフレコは音響系とは違う大変さや知識や経験の違いがあるのだろうなと思っています。 あくまでも、ご質問者様にとって最適な進路や目的と示すものとしてご回答差し上げている次第ですので、ご参考にされて下さい。
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