開業医ってあまり目指すものではないと思います。 上場企業に就職する人や、官僚として省庁に入職する人が、その企業や省庁で上を目指す人がほとんどのように、大学教授や大病院の部長や院長を目指す人の方が多いです。 開業するのは、前後で近い人が希望のポストについてしまって、出世の道がなくなったとか、人間関係でトラブルってとか、上司がやりたいことをやらしてもらえないとか、そういう理由で開業することが多いです。 昭和時代は、開業医も勤務医もやることは大きな差がなく、同じ医療をやるなら一国一城の主として、自分のやりたいようにやるしそれに見合った収入のある開業医という時代でした。 しかし、ここ30年くらいは、開業医と勤務医(特に大病院の専門医)とはやることに大きな差があり、勤務医として身につけた技術が開業医では役に立たないです。例えば、心臓カテーテル治療の腕を磨いて、学会などで認知される医師になったとしても、それは開業医としては役立たず、対象患者を見つけても勤務医時代の後輩にお願いするという立場になるわけです。外科の手術も、30年以上前までは、有床診療所でも胃潰瘍や虫垂炎やヘルニアの手術をしていたものですが、今や腹腔鏡になり、さらにはロボット手術になり、開業医では全くできない手術になりました。 今後の開業医は、基本的には大病院のゲートキーパーとしての役割が要求されます。そのような仕事を最初から目指す人は、実家の開業医の跡を継ぐという人以外はあまりいないと思いますよ。勤務医と開業医の収入差も昭和時代の5-10倍から今は1.5倍程度、へたすりゃ1倍未満という時代になりましたからね。
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そうでもない・・・・と私の目には見える。 開業医の平均死亡年齢は67~73歳で、しかも死ぬまで 働く人がほとんど。 自分はそういう人生は送りたくないと考える医師も 多いように、私には見える。
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