まず、学芸員資格ですが取得してもほぼ意味はありません。学芸員として働くことも不可能です。 学芸員採用は全国で年間50名程度でしょう。又その実態は研究職なので実質大学院修士・博士課程修了は必須になってきます。 学芸員公募に応募するためには学芸員資格+特定の分野の専門知識+研究実績(論文の発表、書籍の出版、現地調査の経験)が必要ですから、大学院などで無給研究員として研究を続けている現役研究者だけしか応募できないし、こんな方でも不合格がざらです。 ※以下のリンクは昨年神奈川県で数年ぶりに実施された学芸員採用試験の要綱です https://www.pref.kanagawa.jp/documents/92062/gakugeiin_nihonkoukogaku_bosyuannai.pdf ここで求められている人材は「日本考古学(旧石器・縄文・弥生時代)」の研究者だけです。質問者が「中世古文書学の研究者」であれば応募資格はありません ※また茨城県の例です https://www.edu.pref.ibaraki.jp/board/welcome/kyoshoku/saiyou/r5nendo/0428/annnai.pdf ここで求められている人材は「(日本近代美術(日本画))」の研究者だけです。先ほどの神奈川県が求める研究者には当然応募資格はありません ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 司書資格も大変でして、司書を正規採用数自治体は減少一方です。神奈川県などは依然として正規採用を続けている数少ない自治体ですが http://www.pref.kanagawa.jp/docs/s3u/saiyou/result_past.html#R4 毎年競争率は10倍を超えます。就職を希望するなら学芸員よりは現実的ですが、国立大や難関私学(MARCH以上)でないと多分合格可能性はありません。
どちらも有用ではありません。 就職ではほぼ役に立たない資格です。 博物館とか美術館に勤める学芸員って言うのは研究が本職です。つまり大学の教授みたいな能力を持つ人がやる仕事です。 教授とかが本職の研究以外に学生への先生をやるのと同じように、学芸員も展示の企画や準備の仕事もします。 そういう本職以外の仕事をするために学芸員の資格が必要なので、大学院を出て教授とかと同じような研究能力があって博物館や美術館に就職しようと考える人は学部にいるうちに学芸員の資格を取ります。 つまり簡単に言うと大学院に行かずに学部で卒業する人は、学芸員の資格を取っても学芸員として就職することは出来ないので役に立ちません。 司書の資格は就職で使うことは出来ますが、司書の資格を持っている人は有り余っているので司書の仕事はほぼ最低賃金レベルの仕事です。 わざわざ資格を取っても、資格がなくて誰でも出来るバイトと同じ賃金なのでこちらも就職の役には立ちません。 でも就職の役に立つ勉強しか大学でしてはいけないということはないので、興味があるなら司書の資格を取ってください。
なるほど:1
本気で目指してるとかじゃなければ正直どちらもいらないと思います…持ってたところで評価はされませんし潰しが効く資格でもありません。 正規雇用となるとどちらもかなり難しいのであまり考えないとして、将来的にパート勤務とかする場面があればまだ求人がありそうなので本当に強いて言うなら司書かなってくらい。
なるほど:2
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