副業OKの職場で、傷病手当もしくは労災保険を受給中に副業を続けることは不正受給にならないのでしょうか？ 休職中の人…

Question

副業OKの職場で、傷病手当もしくは労災保険を受給中に副業を続けることは不正受給にならないのでしょうか？

休職中の人がいます。会社が副業を認めているということで、以前から続けているアルバイトには現在も行っているとのことです。(休職中に副業に行っていることを会社が知っているかはわかりません。）
そこで疑問に思ったのですが、いくら会社が認めていると言えども、休職中に副業に行くことは不正受給に該当しないのでしょうか？

もし不正受給だった場合どんな罰則があるのでしょうか？

Answer 1

労災の場合は労働者が会社の仕事に起因したケガや病気に罹った場合に保証される保険なので、副業については労災とは関係なく会社の規定に則って構いません。
傷病手当金の場合は加入している社会保険の健康保険組合から下りますので規定は健康保険組合に準拠します。
健康保険組合の規定によると、傷病手当金の受給規定には「業務外の事由によってケガや病気の療養のために現在働くことができない場合に代わりに受給できる」との要件があるため、「労働を伴う副業はダメだが、労働を伴わない場合は問題ない」となりますから、他に雇用されて働いている場合は不正受給、雇用されておらずYoutubeやアフリエイトなどの副業の場合は合法となります。
不正受給が発覚した場合は、受給した傷病手当金の返還に加えて、今後傷病手当金を受けられない場合があります。
最悪の場合、虚偽申告で手当金を搾取した詐欺罪で逮捕もあり得ます。