法曹希望者が減ってるわけではないのに、ロースクールが大量に廃止されて予備試験で司法試験に合格してる人が増えてるそうです。

Question

法曹希望者が減ってるわけではないのに、ロースクールが大量に廃止されて予備試験で司法試験に合格してる人が増えてるそうです。これで本当に法務省や文科省が目指してたリーガルマインドを備えたロイヤーが養成できるんでしょうか？

Answer 1

2011年の受験者数から半数以下まで減少しているのは事実ですし，予備試験の出願者数も前年から1000人程度減っています。

リーガルマインド云々言うなら，司法修習の年数を増やせば済むこと。旧試験に合格した人はリーガルマンドが無いとでも？昔は2年間の修習期間があったしね。

Answer 2

んー
まず、法曹志望者が減ってるわけではないかは結構微妙かも。
そもそもが少子化で司法試験参入者が減ってるし、弁護士が食えなくなってきてるという味方も割と有力ですし。

ロースクール大量廃止はマジですね。一時74校あったのが、マトモに残ってるのは30ちょいだし。

予備試験合格者は確かに増えてはいるんですけど、100人程度です。ロースクールルートでの合格者が900人くらいと考えると、予備試験合格者が増えたと言えるほど増えたかは微妙。

そして、リーガルマインドは、多分ロースクールでは備わらない。予備試験ルートで勝ち抜いた人を見るとわかるけど、予備校で答案訓練しまくった人だけが合格してるしね。上位ローも未修ですらほぼ予備校で基礎的な学習を済ませてきてるのがほとんどだし。

結論として、ロースクール制度は完全にカネと時間のムダだとは思うよ。