IT業界では実はプログラミング能力は不要というのは本当でしょうか？

Question

IT業界では実はプログラミング能力は不要というのは本当でしょうか？実際にプログラミングをするのは下流工程を担当するプログラマーだけであり、ITコンサルのような最上流工程を担当する人は一切コーディングなんてしないと聞いてびっくりしています
それが本当ならプログラミングなんて勉強する必要なくないですか？

システムエンジニア(SE)

Answer 1

それは単に人によって分担する仕事が違うというだけかと思います。
これはどこの分野でも同じではないでしょうか。
証券業界の人全てがよくニュースに出てくるような株の競り合いをやっているとも思えないです。
それ以外の仕事をしている人もいるはずです。

どうもIT業界と聞くと全ての人がプログラミングをしているような誤解をする人が多いですが、そういう分野ではないです。
システム開発というとただプログラムをひたすら書いていると思っているのかもしれませんが、そういうものではありません。
上流設計、基本設計、詳細設計、コーディング、テスト、保守、運用など段階があります。
この中でプログラミングが主になるのはコーディングの段階です。
それ以外の段階ではプログラミング以外の様々な仕事があります。
コーディング以外の段階を担当している人はプログラミングはしません。

また、一言でIT業界と言ってもその中で分野は細かく分かれています。
IT業界の中にはプログラミングを分担するプログラマーもいますが、それ以外の仕事をする分野の人も多数います。
たとえばデータベースを専門にするような人に必要なのはデータベースを保守、管理する技術であってプログラミング技術ではありません。
OSやネットワークを専門にする人、セキュリティを専門にする人などプログラミング以外の技術を必要とする分野は多いです。
書かれている上流工程のエンジニアはシステムの仕様、基本設計などが仕事であり、プログラミングはしません。

担当する段階、分野が異なれば業務内容も変わります。
プログラミングを担当する人には当然プログラミング技術が必要になりますが、プログラミング以外の段階、分野の仕事を担当している人にはプログラミング技術は不要です。

ただ、現実問題としては人手がもっとも多く必要でかつ時間がかかるのはプログラミングの段階です。
そのため、人数ではプログラミングを担当するプログラマーの数が多いのではないかと思います。
そして上流工程の仕事はそれなりの実績と経験のある者に任されることが多いです。初級者や新人にはやらせません。
なので、未経験者がこの分野に入ろうとするとプログラミング技術は不要どころか、ほぼ必須になるような気がします。
常識的に考えて最上流工程を未経験の新人にやらせるわけはないです。
プログラミング以外の技術は習得するのが難しいものが多く、未経験者が簡単には手は出せないです。

Answer 2

ディレクターはプログラミングの実技スキルは必要です。無いとクオリティチェックや納期やコストや改善策を提案できず、実装者の言いなりになるからです。実装者が優秀なプログラマーであればスムーズですが、雑魚の場合上手くハンドリング出来なくなります。

一方でITコンサルは優秀なディレクターを確保すれば自身はプログラミングができる必要はないです。それよりもビジネスセンスの方が遥かに重要です。

ビジネスセンスに基づいて結果を生む企画を立てる、決まったら優秀なディレクターを参加させ仕様を詰めていく、のパターンにすれば上手くいきます。コンサルの仕事は優秀なディレクターおよびそのディレクターが選定する実装者の人件費を確保するプレゼンです。

コンサルは実装できなくても、各言語やフレームワークで何ができ、何にお金がかかるのか、などのポイントとなる要素を勉強するのは基本中の基本です。

本来はコンサルの仕事は開発者上がりがやれば良いのですが、あまりにも開発者側にビジネススキルと経験が不足している事が多いので、コンサルという地頭が良く金儲けを考え続けている人間に上流を持っていかれている、と言うのが実情です。

実装者はビジネス体験をするべきです。キャリアのどこかで3-5年間は自分でビジネスの立ち上げから運用までの経験をする。それが上流に入っていける能力を培うことになります。

Answer 3

そのとうりですから衰退してます。
IT化が進ほど日本が沈没しているのはIT会社側が実はIT音痴だからです。
悲しいけど現実なのよね。

Answer 4

製造や試験は外部な委託要員がやってます。
質問内容は概ねその通りですね。

システムエンジニアはユーザーの話を理解して適切な費用、納期、品質でシステム化を実現する仕事です。
プログラミングの知識は不要ですが、有ればソフトウェア会社と対等に会話ができるというメリットはあります。

また、大抵の場合まずは製造、試験工程から仕事を振られます。要するにプログラムの設計とプログラミング、試験です。
こう言った状況から、勉強は必要といえます。