鋳物について詳しい方お願い致します ボイラー燃焼室に使用してます （バイオマス燃料） 火格子の素材の違い 耐火温度が知り…

Question

鋳物について詳しい方お願い致します
ボイラー燃焼室に使用してます （バイオマス燃料）
火格子の素材の違い
耐火温度が知りたいです
FCD-450
FCD-500
SCH-13SCH-13で使用している場所にFCD450で使用しても可能か？
裏側より燃焼空気が当たりますが、負荷が落ちると当然風量も下がります
よってバイオマスなので熾は残るので温度上昇はあります
炉内温度800〜1000度少し超えくらいです
ちなみに耐火レンガはSK36を使用してる部位です

鋳物屋さんが、FCDしか鋳造出来ないらしく悩んでます

ちなみにSCH13で３〜４年周期で取り替えてます

この方面に精通な方宜しくお願い致します

Answer 1

FCやFCD材をSCH13の代替に使用するのは無理です。
SCH13材は650℃～1100℃くらいの温度域で使用する材質です。
FCD450材は使用温度域は400℃以下程度になり、焼鈍に使用する温度
ですら600℃前後ですから、使い物にはなりません。
SCH13は特殊鋼（耐熱鋼）ですから、普通の鋳造メーカーでは鋳造でき
ません。
製造できるメーカーは限られています。 数えられるくらいです。
栃木県、神奈川県、新潟県、愛知県 などに鋳造できるメーカーがあり
ますので、調べてみてください。

Answer 2

「SCH13で使用している場所にFCD450で使用しても可能か」
絶対にダメです。SUS304(18-8)ステンレスを炭素鋼に換えるようなものです。

SCH13は高級耐熱鋳鋼です。
https://www.toishi.info/sozai/sch/sch13.html
ステンレス鋼で言えばSUS309Sに、耐熱鋼で言えばSUH309に相当する高級鋼です。
FC、FCDばかりの鋳物屋さんでは製造できません。

まず現用のSCH13を製造している鋳物屋さん(SCSやSCHなどの鋳鋼を製造しているメーカー)に、寿命になったSCH13を見せて、相談して下さい。
寿命原因が、酸化消耗、耐熱性不足の変形、塩素などによる腐食、のいずれかで、変更すべき材質が異なります。またメーカーの製造実績も関係します。