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土木で工事の発注業務に携わってる方に質問です。 私は地方の建設業者です。最近担当する工事が発注時点で概略設計のものばかりで(数量と金額は決まっているが図面がない)、受注者で計画して発注者と打ち合わせてokなら着手といった流れが多いです。 素人目線で言うと、なぜ設計がなされていないのに発注ができるのか疑問です。 発注ってどういういきさつでなされるのでしょうか?
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設計と施工の分離という概念の中で、設計の担う部分は、 設計指針等の構造計算に基づく構造図等の決定がメインであり、細かな数量はCAD上で拾っているだけです。 したがって、延長や面積等の構造形式の変更を伴わないものについては、 起工測量を行い、現地に合わせた数量に修正する義務が施工業者にあります。 つまり、結局、現地に合わせる段階で図面の寸法等が変わるので、概略として発注した方が楽なだけです。 どうせ変わるなら、 変更契約のために赤書きするより、新規図面として作成した方が楽な場合もある。 発注の条件は積算できる条件が揃っていれば良いので、 張コンクリートt=100 100m2と平面図に旗上げすれば、 それだけで積算できます。 発注の処理としては、 担当者が設計、積算したものを上司が判子押せば通りますが、上司は他の事で忙しいので、細かく見てません。 したがって、設計の出来栄えは、その担当者やコンサルの能力に直結します。 標準断面が決まりきったものなら、概略で問題ないですが、構造計算を伴うものを概略で発注しているなら、 怠慢と言われてもしたかないと思います。 本来、構造計算の伴う変更は発注者が行うものです。
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