解決済み
今年就職した息子が公認会計士の専門学校に通いだし、仕事を辞めて勉強したいと言い出しました。 MARCHの附属高校から推薦で大学に入学しており受験勉強をした事もなく、数学も不得意、文系で体育会系でした。簿記3級さえも受けてません。 就職先は大手ではないですが安定している企業です。そんな安定を捨てて、夢を追いかけたいと言うのです。公認会計士の試験に何年かけても受かるとは思えません。 親である私達も、60歳も近く老後を考えると余裕はありません。やっと独立して安心したところだったのにと思うと、仕事を辞めさせるわけにはいけません。話し合いをしても聞く耳を持ちません。 どのように説得するべきでしょうか?
ご自身が公認会計士を目指された体験談なども教えて下さい。 #公認会計士 #税理士
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公認会計士です。附属高校出身ですのでお気持ちはよくわかります。真面目にお答えします。 Q)どのように説得すればよいのでしょうか? A)お子様がもう大人なので、本人がやる気であれば説得しても止められないでしょう。 というのが答えとなってしまいます。 現実的な対応として、 ・勉強開始から1年未満であれば、会計士受験の現実が見えていない可能性があるので、会社に勤務しながら土日や平日夜中心に学習することを勧める。ご本人は現時点ではやる気があるが、時間がたつにつれてやっぱり辞めるということもあると考えられるからです。 ・勤務しながら勉強を続け短答式試験に合格したら、それから会社を退職して勉強に専念したらどうか?という説得をする。理由は、現在の会社に勤務していることが、のちのちの転職にプラスに働く可能性があるのと、新卒で入社した会社をすぐに退職してしまうと、転職時にマイナスに評価されてしまう可能性があるため。短答式試験に合格したので退職したという事実があれば、転職時にも退職理由を説明しやすい。また、短答式試験に合格することで自信が得られるし、合格の可能性も十分見えてくるため。 ・会計士を目指すならお金は自前で用意しろとお願いする。ご自身がお金を貯める行為が会計士試験へのとりくみがより本気になります。親御様の素直な気落ち(親が面倒を見るのは大学卒業まで!)をはっきり伝えてよいと思います。 ここ5年ぐらいの公認会計士試験は長い歴史の中では易化しており、大学在学中から勉強に取り組むと、5割ぐらいの方が在学中に合格している印象(2年から3年の勉強で合格できる)があります。私は旧試験制度で合格しているので、現在の公認会計士試験の難易度を客観的にとらえることができませんが、データ上はあきらかに易化しているとみて取れます。 ただし、合格までに3000時間はかかる(私見ではこの数字は最低ラインと考えらえれ、複数年受験すると4500時間や5000時間程度になるでしょう)といわれており、これは旧帝国大学をはじめとする難関大学の直近3年間の勉強時間と同じような時間となっています。言い換えれば、難関大学の大学受験をするのと同じようなイメージをされると分かりやすいかもしれません。しかし、時間を費やすことができれば、早かれ遅かれ合格することができる試験のように見えます。 公認会計士試験の特徴として、難関国立大学出身者のように多くの科目を同時にこなし、受験勉強への耐性ができている人が合格しやすい面を持ちつつも、学歴が低い方でも簿記等のセンスが高く、本人のモチベーションと相まってあっさり合格するケースも結構あります。このため、付属高校出身だから合格しづらいということはありません。むしろ大学受験をしていないので、勉強が嫌になりづらいと思います(勉強疲れがない)。 私見ですが、公認会計士試験に合格するには、本人の高いモチベーションを維持することが重要ですので、ご本人が挑戦したいと言い続け、かつ相応の勉強を続けているのであれば、挑戦したほうがよいという感じもします。現在社会では、40過ぎるといわゆるリストラが始まったり、出世も見えてくることから、若い時に資格試験に挑戦しておけばよかったと思う方も多くいます。雇用の流動化が始めっているので、新卒時に就職した会社に永遠と勤務し続けられるかどうかわからないと思います。この点がお父様・お母さまの時代と異なることではないでしょうか。お子様はこの時代の変化を感じ取っているのかもしれません。 私の経験からお話ししますが、受験生の心理として、最初は頑張れば合格できるとおもって専門学校へ通い始めますが、最初の受験にたどり着く人は2割ぐらいしかいないでしょう。圧倒てきな学習量に気がめいってしまうのが現実で、その後はモチベーションの維持や競争試験であること(受験生は早慶はじめ有名な大学出身者が多い)を実感してくると思います。私が合格した時に、同じ合格者に受験の感想をきくと、予想よりもあっさり合格したという人と、大変だったという人に分かれる傾向がありました。しかし、ほとんどの受験生は朝から晩まで勉強していました。働きながら合格した人は、不動産鑑定士試験に合格しており一部科目免除があった、過去勉強していたことがあるといった方しかみませんでした。 しかし、試験制度が変更されており、かつ、易化傾向にあるので、上記の経験は現在には当てはまらないかもしれません。
なるほど:2
既に言っておられる方が見えますが、受からないと無責任に言えるレベルとはまさにその通りです。 一生の中で、自分を高めるために大学院に行ったり、資格をとりまくったりしたくなる人が、たまに存在します。結局、年齢ゆえに満足に仕事ができなくなりお金に困るというパターンです。 解決策ですが、 「仕事を辞めるなら、お金は何があっても出さない。大人なんだから自分でどうにかしなさい。」 と諭されてはどうでしょう?? これでも仕事を辞めるなら、ご本人の意思がよほど固いのではないでしょうか。
>受験勉強をした事もなく 専門校の受験指導で充分です。 >数学も不得意、文系で 関係、、ありません。 >体育会系でした。 体力勝負の受験生活となります、、とても大事要素!! >簿記3級さえも受けてません。 金の工面次第です。 既卒だと、受験失敗後は軌道修正は難しい背水の陣となります!! 親御さんの経済支援が不可欠です!!
会社が嫌になったのでしょう。受験は口実かも。 受験やめさせたって会社は辞めるでしょうね。 なら受けさせた方が良いのでは。 家にいるなら食事代ぐらいは出させること。 勉強のための金も出せないことは周知させること。 但し、合格する可能性は無いと思ってください。 孫の顔を見ることは無いですね
なるほど:1
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