解決済み
年収平均は算術平均で出していますが、これは、年収の頻度分布が一つの山の正規分布であるという前提になっています。 それが崩れている場合、実感よりもおかしくなります。例えば二つの山があり、平均値がその山の分布の間にある分布であれば、ほとんどの人が平均年収より多すぎるか少な過ぎることになります。 また、一部の人が正規分布からはずれて高い給料を貰っていれば、その金額に平均値が引きずられてしまい、多くの人にとって公表されている値より少ないことになります。 それを防ぐためには、中央値や幾何平均(全てを対数に直してから平均をとり、元に戻す)を用います。
日経などは、有価証券報告書に記載された平均年収を用いています。 上場企業が証券取引所や投資家向けに公表したデータですね。 単純に全従業員の年収を、従業員数で割ったデータです。 記載された平均年収と平均年齢は、あくまでも平均でしかありません。 その会社の年齢構成や学歴、役職者数によって中身が異なります。 実際に入社して平均年齢に達した時、平均年収になっているとは限りません。 例えば、高卒と大卒では年収に差があるので、平均より上や下に振れます。 また役職につけば、当然、平社員よりも年収が高くなります。 平均年収はあくまでも目安に過ぎません。 但し、平均年収が高い方が、実際に貰える年収も高い場合が多いです。 あと平均年収は平社員のみで、役職者のデータは除外している場合もあります。 ちなみに役員報酬は平均年収には100%入っていません(雇用主のため)
あくまでも平均ですからね…。若手の多い会社は低くなるでしょうし、いわゆる一般職、総合職の割合にも大きな影響をうけるでしょうし。ざっくりとした感じで参考にするぐらいでよろしいのでは? 蛇足ですが、もしあなたが学生さんで年収を気にしているのなら説明会とかOBOG訪問で社員とお話する機会って結構ありますから、コソッと聞いてみてはいかがでしょうか。
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