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自動車評論家の国沢光宏さんの意見

自動車評論家の国沢光宏さんの意見国沢さん曰く、 「派遣社員や期間工の皆さんは、収入や仕事の内容を考慮して定期雇用を選ばなかっただけ。 景気良い時なら、定期雇用の新入社員より派遣社員や期間工の方が収入多いですから。しかも自由だし可能性もある。だから私だってフリーを選んだのだ。編集部で頑張ってれば編集長になれた”かも”しれません。逆に正社員を選ばない場合、覚悟も必要であります。 野生動物には野生動物のカッコ良さがある、ということ。身体的や環境的な問題のある人を除けば、「何となく」就職しなかった人や、組織に入るという決断を先延ばしにしただけだということです。もし覚悟しないでフリーランスになったのなら、そらもう単なるワガママか世間知らず。」 と書いていますが、本当に彼らは”あえて選んだ”人たちばかりなのでしょうか? 小泉竹中改革により、仕方なくなった人たちも多いのでは? 医者の派遣や自動車評論家やアナウンサー等のフリーランスとは訳が違うと思うのですが…。 確かにTVが極端に走っているかもしれないけど、違和感を感じたのはわたしだけ?

補足

皆さん、ありがとうございました。 予想以上のご回答と、予想以上の反論意見に驚いています。 やはり(『電通の正体』という本を読みましたが)メディアの情報というのをそのまま受け止めてはいけませんね。 ただ、国沢さんは当然、海外旅行接待とか受けてると予想されますし、大手自動車寄りの目線は明らか。 「彼ら派遣の自己責任か?」「小泉改革は悪くなかったか?」もフィフティ・フィフティだと思っています。

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回答(6件)

  • ベストアンサー

    > 小泉竹中改革により、仕方なくなった人たちも多いのでは? そのような人もいるでしょうが、小泉改革が無ければ、失業者のままだったかもしれませんね。 リーマンショック直前の総従業員数(5,164万人)対して、雇用形態別の従業員数から ○正規職員従業員 :3385万人 ○ 非正規職員従業員:1779万人 (内訳) ・パート、アルバイト(1157万人) ・ 契約社員、嘱託(321万人) ・派遣社員(140万人) ・その他(161万人) 生産現場への派遣が総労働者に占める割合は1%以下なのです。(派遣社員140万人は一般事務他を含む総数) (、生産現場に派遣が解禁される直前の完全失業率は5.3%、金融危機が発生する直前は3.9%、この差1.4%一部を生産現場への派遣解禁が吸収したとも言えます。) 派遣、期間従業員の解雇8.5万人だけを騒ぎ立てるのは「本質を外している」。日本の従業員の大多数は中小企業従業員(多くは下請け) そして中小企業も派遣・期間従業員と同じく大企業からの発注がストップして大変な状況です。解雇されれた派遣・期間従業員より、の中小企業の正規従業員が解雇されたり、倒産して職を無くしているのでは無いでしょうか? 統計は2~3ヶ月遅れで明らかになります。年が明けて、失業率や倒産件数、職を失った統計が明らかになれば、話題はそちらに移るでしょう。 テレビは「明らかになった情報」を後追いで報道し、センセーショナルな映像を探し出し「芸能人のスキャンダル暴露」と同じ感覚で報道しているだけす。何のメッセージも無い、「悪趣味」としか言いようが無い映像です(報道とは言えません)。 →テレビからあふれるゑ情報だけを見て、派遣法が悪いだの、派遣は自業自得だの、小泉改革が、と騒ぎ立てる話ではない。

    なるほど:4

  • もともと、解雇される可能性の高い契約形態なのですから、その可能性は意識されるべきです。 「医者の派遣や自動車評論家やアナウンサー等のフリーランスとは訳が違う」とのご意見ですが、そういった"自分の技能で勝負できる仕事"ではない、つまり"必要なら簡単に代わりの人が見つかる仕事"だからこそ、そんな契約は危険なのです。 自覚なくそのような選択をしていた、あるいは目先の餌に目がくらんだのであれば、まさしく国沢氏が最後の言葉でおっしゃっている通りです。 もし本当に派遣や期間工以外に選択肢がなかったとすれば、本人の能力不足か努力不足でしょう。1年ほど前を思い起こせば、2000年ごろとは状況が異なります。 昔は「公務員」か「一般企業」かで似たようなことが言われたものですが、それがより極端な形に変わっただけではないかと思います。

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  • 職人・芸術家・芸能人・農業・漁業・スポーツ選手・経営者・資本家・・・ ほとんどの職種が「自分の才覚のみ」大きく稼げるかも知れないけれど、明日から仕事が無く、無収入も有りです。 欧米でもアジアでも、「日本の正社員のような終身雇用はなかなか有りません」 ほとんどが契約社員です。(正社員・契約社員の良い悪いは別にして) ライバル会社に行って、全力で元居た会社に挑戦状を叩きつける(見返す?) プロ野球でも自分を育ててくれた球団(愛着は有りますし、感謝もしていますが) 移動した理由・状況は人それぞれですが、移籍した球団で頑張るしかないのです。それが私の普通の感覚です。 >日本の正社員の感覚の人の方が世界では少数派で有ることをご理解下さい。 (日本の中では多数派ですが) ・アメリカの年収1億の金融マンが~翌年にはガソリンスタンドでアルバイト ・アルバイトをしていた野球選手が~翌年にはメジャーで年収1億 *日本の大手の正社員の方が楽なんです だから、日本人は「良い大学を出て~大手の企業に就職させたがるのです」 アメリカの自動車産業のビッグ3の社員も、企業が吸収合併で大きく成って来て居る時には何も問題が無かったのですが 「巨大になったから大丈夫だろう」と、慢心して肥大化しすぎて身動きが取れなくなってしまった。 ・巨大化してコストが合わなくなった小型車を無視して、より利益のでる大型車・高級車 ・売り上げを伸ばすために、本来買えない人にまでローンで販売 その結果、経済の混乱・資源の高騰・円高・地球の自然破壊が起こり 「大量生産&大量販売の限界に近付いてしまった?!」のかな~?と思っています。 例えると、恐竜が自分の身を守るために巨大化して、他の動物を捕食して圧倒したのは良いが、 巨大に成りすぎて、すばやい動物を捕まえられなくなって、大きい獲物ばかりを狙って絶滅させてしまった。 気が付いたら~恐竜の共食い→食べる餌が無くなり、餓死!! 今から、日本のメーカーのサバイバルをかけた共食い~負けた方の正社員は奴隷に格下げ!! *私は恐竜と戦うつもりはありません。どっちの恐竜が勝つか?見物して勝ちそうな方に賭けます!

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  • 昨年の今ごろ、製造業は派遣社員も請負社員も採用が非常に困難でした。 何とか集まった派遣や請負も、「手が汚れる」「部品が重い」「夜勤はやりたくない」 そう言う理由ですぐに辞めてしまいました。 正社員への登用制度もありました。 でも、ほとんどの派遣社員は応募しませんでした。 「キレイで給料もいい会社が他にもある」「夜勤も休日出勤もやりたくない」等々 間違いなく一昨年から今年の前半までは製造業の求人はそれなりにありました。 普通に真面目な人は、分不相応な選り好みさえしなければ正社員になれたのです。 にもかかわらず、多くの派遣社員や請負社員は「青い鳥」を追いかけてチャンスを失ったのです。 派遣社員の中には、小泉改革のせいで、仕方なくなった人もいるでしょう。 しかし、多くの派遣社員は、小泉改革のおかげで"派遣"という自由な労働形態を謳歌し、 そして今、そのしっぺ返しをくらっている、それだけのことなんです。

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