解決済み
娘が医師です。 医師の将来が暗いなんて、絶対にありませんよ。 これから高齢化社会がどんどん進行する中で、延命に対してはこれまでのようにいかなくなる可能性はありますが、歯科も同じく、人が生きる限り必要とされる仕事です。 ひとつだけ…。 >「歯しか治療できない」歯科医と 「歯以外すべて治療できる」医師を同列で考えること自体が間違いです。 耳鼻科が飽和したら眼科。 内科が飽和したら外科。 医科の魅力は選択肢が広い事にあると思いますが、転科というのはそう簡単に出来るものではないと思います。医科で全身を学んだからと言って、何でも可能なわけではありません。 眼科から耳鼻科、外科から内科であれば、ハードルは低いと思いますが、 一度内科の診療に慣れた先生が、外科でいきなりオペをするという事は不可能に近いと思います。 眼科も増えてはいますが、非常に能力差が激しいところです。 循環器内科から眼科に転じた女医さんが、とても高いハードルだった、と手記を寄せておられました。 医師数は厳正に管理されています。 そんな心配をなさらず、高い志で医師を目指してください。
なるほど:8
仕事としての安定性を求めるのならば、問題はありません。 ただし、収入としての安定性を求めるのであれば、右肩下がりで安定性はありません。 医師が高収入というのは徐々に過去のものになってきています。 私は4代続く開業医ですが、私が物心付いた頃(50年近く前)の祖父(2代目)の収入は私の今の収入の2倍弱でした。父親が50代中盤である私の年頃の収入(30年前)も私の今の収入の1.5倍でしたね。 逆に勤務医の給与は上昇していましたがが、それは医師不足と時間外給与の部分が大きいです。今後、医師が充足してくること、社会保障費の抑制、人口の減少、働き方改革による時間外給与の減少などにより、勤務医の給与も減っていくものと思われますし、今年の働き方改革による勤務時間抑制により実際に減少しています。厚生省と労働省が一緒になって厚労省になっているので、このあたりの管理は厳しく、医師の労働時間抑制は必至であり、それによる給料の減少、医師数増加による医師頭割りの給料の減少も明らかです。ですから、大学病院の無給医問題も昔からあることなのに今頃話題になっています。このように、だれかが安い給料で働くことで医師の給与を高止まりさせていた部分があるのに、無給医の分医師を有給で雇えば、無論全体の医師の給料は下がります。
なるほど:2
医学部と、歯学部では、全く状況が違います。 医学部は、国が主導で定員数の増減をしており、今は、医師不足なので定員を増員していますが。医師が充足したら、定員を削減して調整することが可能です。 特に医学部の大半は、国公立の医学部で、税金で医学生を教育しているので、財務省、厚生労働省にしてみれば、医学部の定員を下げれば税金が減るので、大歓迎です。私立医大で経営が苦しいところは、定員削減に反対するかもしれませんが、そこは厚生労働省がきっちりと削減せよ、と命令を出すでしょう。 歯学部では、私立歯学部などが多すぎて、経営の為に歯学部生を確保する、という状況です。歯科医師があまっている、減らさないと、と厚生労働省が言っても、私立医学部などでは、学生の増減が死活問題なので、定員を減らしません。大学が潰れちゃうのでね。大学が潰れちゃうということになると、そこまでは厚生労働省も強く言えません。個人的には、この私立歯学部つぶしていーんじゃねーの、と思う大学も多々ありますが。 結果、歯科医師は、どんどん過剰になるという状況です。 一応、厚生労働省は、歯学医師国家試験の合格率を下げて対応していますが、それだけでは不十分なんですね。
なるほど:4
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