まず学部では3年までみんな情報工学の基本を学び、4年になって初めて研究をします。しかし就職活動が研究より前に開始するため、実は就職活動時には人工知能の専門家になどあなたはなっていないんです。 就職活動では50歳くらいの人が面接官として現れるわけですが、その人より技術に詳しい自信はありますか?あなたが語れるのは夢や情熱だけであって、人工知能の知識ではありません。 「学部で人工知能を学び、人工知能の知識を活かした職業につきたい」 という流れは、現実的には難しいのです。 例えば(本音はどうかおいておくとして)、実際のストーリーとしては 自動車の交通事故や、工場での作業者の事故など、機械と人間の間で重大な事故が起こることが多い。このような問題を解決するために、機械が知的になり、人間と親和する必要がある。そのためには人工知能の技術が必要であると考えており、貴学では情報工学の基本を学び、人工知能の研究に携わりたい。 というのが、本来の流れのはずです。 仮にこういう流れがあるのであれば、 大学に行く理由は「人工知能について学びたい」ということであり、いろいろな大学の中でもその大学を選ぶ理由は「志望大学が人工知能について画期的な研究成果を挙げている」などのことが実際に書ければいいでしょう(すなわち、その大学のことをもっと調べる必要があります。なにせいろんな大学からわざわざ人工知能の研究がしたいことを理由に、その大学を選ぶのですから)。 そして将来の進路の欄には、「人工知能によって機械を知能化する研究を行い、機械と人との親和性や、安全性を高める技術者としてメーカーへ就職したい(場合によっては修士や博士取得)」などを主張すれば良いことになります。 そして、大抵、こういうのって本当に内容を吟味するというよりは、実は論理だった内容になっているかが重要です。例えば、面接官が個人的に「人工知能で機械を知能化すると、人の職業をうばうことになるんじゃないか」などと考えており、上記の志望動機と反対のことを思っていたとしても、それは評価には関係ありません。内容が犯罪的なものでない限りは、貴方自身の主張があり、それを筋を通して説明できれば良いのです。 だから自分で考えてください。誰かに教えてもらったことを書いてしまえば、質問に対して筋の通った回答ができなくなります。あなたは高校生です。それほど偉大な主張をする必要などないんです。自分の頭で考え、自分の言葉で筋の通ったことを良い、相手を納得させてください。
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