解決済み
個人タクシーの方に質問です。 個人タクシーの仕事にあこがれてネットでいろいろ調べています。 『5年ごとに車を買い替える必要がある』と書かれているの見つけたのですが本当でしょうか?『組合費は毎月5万円』これも本当でしょうか? 高いように感じるのですが、組合に入ることはそれだけ意味があるのでしょうか? この2点が気になり自分なりに調べてみたのですがネットでは分かりませんでした。お答え頂ければ嬉しいです。 よろしくお願いします。
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正しいとも正しくないとも言えます。 ■5年ごとに買い替えの必要があるか 決まりにはありません。ただ事業用車両なので一般車よりも過分に負荷が掛かっているので、5年で代替するのも当然ありえることです。 現状大半の個人タクシーは「譲渡者から譲受しないといけない」ので成った時に強制的に先輩の中古車を貰いますが、過半数はすぐ買い替えています。 個人タクシーのメリットのひとつは法人のクラウンなどよりも高級車を使用できるという点にもあります。ワンランク上の存在だからと長距離客の中でわざわざ個人を選ぶ人もいるわけです。協会はあまり推奨していませんが、稼ぎが上がるかは長距離固定客を何人持てるかです。いつも乗りたいと思える人とクルマにしておくのは重要でしょう。 オンボロ車両は羽振りがよほど悪いか、昼間営業をやって(言い方悪ければゴミ拾い)法人と変わらぬことをしているか、逆に協会幹部でほとんどタクシー営業していない人でしょう。以前は全国の協会会長の車両はオンボロでした。 ■組合費はどれくらいか 協会によります。個人タクシーは9割が協会に入っていますが、協会に所属する義務はないです。そのためひとりで営業している人もいますが、大半は協会規約違反でもして追い出された人達です。中には独自の道を究めたいという人もいますが。 協会に入るメリットは営業活動のうち、手続きを代行してくれたり、税務相談を受けられたり、他業界でいういわゆるセミナーを受けることができる、健康診断、法令が変わった時にお知らせしてくれるなど日常的なものから、無線・チケットの使用、車庫の便宜、車両のローン、格安で共済加入できるなどまで結構メリットあります。 これらをひとりでやるとそれこそ月5万円じゃ足りないでしょうね。 ちなみに協会に全うに所属すると 1、地元の個人タクシー協組(いわゆる単組:組合費1~2万円前後、都内だと平均1万5000円) 2、都営協・東個協(ちょうちん・でんでん組織、東京限定) 3、都道府県協会(東京だと東京都個人タクシー協会) 4、全個連・日個連(でんでん・ちょうちんそれぞれの全国組織) 5、全国協(ブロック支部+全国個人タクシー協会) +、共済があれば共済も(加入任意・ただし何等かの保険は法令で強制) 全てに自動的に加入になります。※ただし京都など全個協に所属しない事業者団体や地域限定の組織もあります。 一般的な事業者にとって普段の活動の全ては地元の個人タクシー協組のみですが、上部団体の運営費も元を辿るとほとんど事業者が納めている費用で賄われています。ただし上部団体の費用は1000~5000円程度で1万円とかそういうのはないです。そのほか支部によって支出金があったり強制購読があったりしますがそれら全てひっくるめて5万円行くか行かないかです。 いちおう団体によっては自社ビルでテナント貸ししたりETCコーポレートカードで差額を儲けていたりしますが、これも組合運営費からすれば焼け石に水です。 かなりケチれる組合ならもっと安いでしょう。組合はほぼ全て全国団体に連なっているので(一部除く)どんな協組でも支部長がああだとか隣人がどうのとかはあるでしょうけど、法令上、運営上ちゃんとフォローされます。部活とかもありますしね。 徴収される運営費用は組合の維持管理はもとよりドライブレコーダーの補助や講習費用、無線運営、政治家団体を組織して陳情や個人タクシーの地位向上まで様々に使われています。いろいろ黒い言われていますが商事会社もあり、この会社はオイルや消耗品を大量購入することで格安で個人事業者に販売できるようにしている会社です。 というようにメリットは5万円以上あります。月額燃料費8~20万円、車両維持費やその他雑費を考えても法人タクシーでピンハネされる割合よりずっと儲かります。ただ何もしないとほんと維持費だけは高いので死滅します。
なるほど:4
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