解決済み
とある地方の印刷会社でグラフィックデザイナーをやっているものです。 これで判断できるかはわかりませんがアドセレクトなどのデザイン本に掲載される程度の腕は一応持っています。例えば学校や農協、各種業態の定期デザインコンペに参加することがあるのですが、デザインに関する要望などはなく、夏であれば「夏らしい」くらいしかないテーマで制作しなければなりません。それすらもない時も多々あります。しかも提出までの時間はかなり少ないです。 しかし、作る以上は美しく、尚且つ広告効果が高いものを自分なりに考えて制作している現状です。 勝率は五分五分なんですが、他社が当選した際のものを見ると、字詰めや色使い、余白など、基本もきの字も知らないようなひどいものが通っていたりして、本当にモチベーションが下がります。自社が当選した場合でもたまたま担当者の好みだっただけだろうなと、思い切り喜ぶ事もできませんし、コンペなのにかなりの量の修正を加えられ、結果コンペ段階とは全くの別物に仕上がっていることもあります。 当然落選の場合の報酬は0円であることが多く、かけた時間は無駄になってしまいます。正直こういったコンペが苦痛でしかたありません。 質問と言うか悩み相談に近いですが、似た境遇の方、現役デザイナーの方はどうされているのか、自分はこういった物件にどう対処していけばいいのでしょう。 1.そういう仕事と割り切り、ストレスを貯めながら頑張る。 2.それなりの短時間で終わる妥協したデザインを提出する。 (性格上難しいですし、それが通って世に出されるの嫌ですねw) 3.当選率が運のみのコンペは受けないでくれと会社(営業)に交渉する。 4.そういったものを受けない事務所へ転職する。 以上のことをいつも考えています。 他にもよい案があれば教えてくださいませ。
444閲覧
コンペでも、公共団体系(各種の地方自治体及び、体質がまるっきり公務員の農協、生協)は「センスという物を全く持ち合わせていない、その団体の決定権のある人の一存で決まる」ということが多々あります。その人以外に審査員がいても、それは名目。 コンペではなく、通常の受注仕事でも、担当窓口とどれだけ意思の疎通を図り、どれだけ企画意図に合ったもので尚且つ作品としてのレベルが高くても、最終色校辺りで決定権を持つ上司とかが現われ全面変更、ということも多々あります。 こういう人は「俺の言う通りにしろ」といいたいだけです。企画も目的も関係無い。自分の言い分を通したいだけ。それが役所系の特徴です。 役所ですと、「こんな写真はダメだよ。俺がもっといい写真を撮ってやる。こう見えても腕はいいんだから」と、どう見てもド素人写真を持ってきたり、ド素人の絵を持ってきてそれを使わせるなどということも、普通です。 彼らの考えは「自分の権力を振るいたい」「予算を使い切る」この二点のみ。 これに気付いてから、私は極力この手の顧客を避けるようにしています。 確かに金にはなりますが、作っていて恥ずかしいですから。 それが出来るのはフリーランスなので、金は生活できる程度に稼げればいい、恥ずかしいモノを作ってまで金儲けしようとは思わないからです。 ま、恥ずかしげも無く金儲けするなら外資系の証券会社に入ってますけどね。 ですので、あなたの選択肢で言えば4でしょう。 ラフ案の段階でもキチンと金をくれる(というかラフの段階でデザインは決まっていて、その先はオペ仕事ですから)仕事を請けるような会社がいいのでは? いえ、フリーランスの方がよりいいかと思います。 この職種の場合、開業資金は他の職種と比べて驚く程低く抑えられますし。
個人の能力の問題も、もちろん大切ですが 「どこに所属するか?」ということがネックです。 決して差別的に言うつもりはなく 実際的なことで言うのですが、地方の印刷会社では、 大クライアントからの「デザイン」の仕事 (印刷の依頼ではなく)は入らないでしょう? 例えば、著名な企業のCI、ロゴやシンボル制作の仕事 一流の化粧品メーカーのパッケージの仕事や 有名な映画や劇、美術展等のポスターとか 自動車メーカーのカタログ制作とか そういった派手(?)な仕事は 依頼先は、大手広告代理店や 青山あたりの著名デザイナーの事務所だとか 依頼先は、ほぼ決まっています。 広告代理店などは、下請で ルートのあるデザイン会社へ仕事を出したりしますが それでも、あまり地方のデザイン会社には流れて行かないでしょう。 ですから、自分の能力を最大限に活かした仕事をしたいと思うならば 「そういう仕事ができる会社」へ入ることが 一番の近道になります。 大きな企業がクライアントのコンペ等は、その中で行われます。 一見、パブリックに思えるようなコンペであっても 審査員の面子を見れば、先が読めると思う人もいるでしょう。 こういうことは、昨年のオリンピックのマークの問題で 世間一般の方々にも、そういう印象を広めてしまいました。 お堅い機関とか地域密着型の団体等のコンペなら なおさら、筋書きが透けて見えるような場合もあります。 質問者さんのお考えのように、 そもそも、選ぶ側にも「好み」があるわけで そういう意味では、完全に公正公平なコンペなど成立しません。 コンペとは、そういうものです。 >当選率が運のみのコンペ があるとしたら、 ある意味では、むしろそっちの方がフェアなのかもしれません。 質問者さんが、ご自身の能力に自信があり かつ、現状の会社と環境に不満があるならば ぜひ一度、東京の、デザインの第一線の現場にある デザイン会社や広告代理店へ移ることをおススメします。 そうすれば、 >当然落選の場合の報酬は0円 なんてことは、あまりないかと思いますし クライアントも、いわゆる素人が相手ではなく メーカーのデザイン部だったりしますし、 話も通りやすくなるし、報酬もそれなりにキチンとした額が 支払われる(会社にね)かと思います。 それが出来ないならば 現状の中で、自分なりに上手くやるしかないのでは? デザイン職も組織の中でやる、一つの「職業」ですから 芸術家のように、個々の信念や価値観本位で つき抜けられるようなものではないと思います。 一つのご参考までに。
そういう仕事が与えられる、というのが現状のあなたの総合的な実力なのです。トップレベルのデザイナーがそういうストレスのあるコンペ案件やってると思いますか?あなたのレベルに合わせた仕事が舞い込んでるだけです。 なので普通のことが起きてるだけです。悩む必要ないですね。そういう案件受けない事務所に転職できても、また別のストレスがあります。そもそも転職も怪しいです。なぜならその程度があなたの実力なんですよ。地方の一印刷会社のデザイナーが求めすぎ。もっと実力つけてください。 と、いうのは言い過ぎですが、結局世の中わりとそうみたいですよ。自分の身の丈にあった人脈、仕事が舞い込んでくるようです。自分を成長させれば自ずと高いレベルの仕事も増えるでしょう。 お互い頑張りましょう。
お気持ちわかります。私もコンペは嫌いです。 対処としては「仕事と割り切り、ストレスをためないようにがんばる」がいいと思います。 コンペで落選しても会社の利益にならないだけで、お給料は変わらないんですよね?だったら割り切ってがんばるのがいいと思います。 かけた時間は無駄ではないと思います。そのときのアイデアがいつか役に立つことがあるかもしれないし、ご自身のスキルアップに繋がるはずです。 落選してもあまり深く考えずにサクッと次の仕事にうつるようにして、できるだけストレスをためないようにする。 今はそう思いますが、私の場合はイヤになって辞めました(^^; 頭ではわかっててもやっぱりストレスはたまりますもんね。 今はフリーになって、代理店からコンペの案件を打診されると落選でも作業代として何割かの報酬を頂くようにしています。 報酬がなかったり割りに合わない仕事は断っています。 転職かフリーになるのも最終的にはいいと思います。
< 質問に関する求人 >
グラフィックデザイナー(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る