英検1級=816点、というスコア換算は2001年度の第86回TOEICの受験生データによるものです。 http://www.toeic.or.jp/toeic/pdf/data/TOEIC-STEP_2001.pdf 多くの人が「1級取得者が816点?」と思われるとおり、これは916点の誤植でないかと言われています。 TOEIC運営委員会が、これを正式資料とされるとまずいと思ったのか、最近、2001年4月~2007年3月までの受験者を 元に英検とTOEICの得点を比較しました。(下記リンクp7) http://www.toeic.or.jp/toeic/pdf/data/DAA2006.pdf これによると、 英検2級=540点 英検準2級=402点 英検3級=372点 としているようです。 大学の推薦受験やAO等での目安は英検2級=500点(550点)、準2級=400点というのが相場のようです。 ただしこのデータはあくまで「取得者」のデータであるため、準2級レベルは若干下がり、350~390点程度になると思われます。 TOEICの判定ランクのCが470点であることから、英検2級以下のレベルではあまり意味のあるスコアにはならないと言われています。 よく、この手の質問にhttp://english.honesta.net/level.htmを参考に、という回答を見かけますが、10年くらい前の 比較であり、TOEICも英検も問題形式を大きく変えていたり、TOEFL(CBT)がもう廃止になっていることから、この表は 現在の基準の参考にはあまりならないと思われます。
なるほど:11
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