解決済み
IT企業のインターンシップではどういったことをすると喜ばれるでしょうか?IT企業(SIer)に務めています。 今年、大学生のインターンシップ受入を担当することとなったのですが、どういった内容をしたら喜んでもらえるのか、楽しんで貰えるのか、参考として貰えるのかを悩んでいます。(大学を卒業してもう10年近く経ってしまいましたもので‥) コースは1ヶ月と1日の2コースで、今回は1日のみのコースのプランをまずは検討しているところです。ですのでインターンシップというよりも会社見学、会社体験といった感じでしょうか。。。 就職活動を控えられている学生さんや、実際にインターンシップを御担当された方にぜひアドバイスをいただければ助かります。
1,556閲覧
私はSIerを中心に就職活動をしてきた学生です。 夏に1weekインターン2社 2月以降に1dayインターン11社を経験しました。 JobTryoutやMeets Companyにも参加していました。 学歴はmarch文系です。 まず初めに、 私は参加した1dayインターンの内容を ほとんど覚えていません。 これから示すことはメモと資料をみて書いています。 友人たちと就活の話をよくしますが 1dayインターンの内容を覚えている学生は少ないです。 その理由は「覚えるに値しないから」の1文に尽きます。 多くの1dayは業界説明と企業説明と 極めて簡単なGW(グループワーク)で終わります。 説明の内容は薄く、GWはただの眠気覚まし。 業界本と企業パンフで得られる情報を覚えたりはしません。 すでにご存知でしょうが 1dayインターンの多くは説明会解禁直前に実施されます。 夏に超短期でやる合理性もなく かといって早期に実施しても学生が集まらないからです。 説明会解禁直前の1dayインターンに参加する学生は 基本的に動き出しの早い就活生が中心です。 彼らは多くの企業の1dayに参加するため 瑣末なことを覚えておく余裕がありません。 印象の薄い企業は口コミされることもなく 採用にもつながらないため互いにとって無意味です。 1dayを成功させるために私の考えを書いていこうと思います。 ターゲットを明らかにするために、学生を2つに分類します。 質問者様の会社を知っている学生とそうでない学生です。 狙うべきは後者でしょう。 前者は1dayに参加しなくとも普通に説明会に参加します。 時期が説明会解禁直前だとすると 動き出している学生はやや意識が高い学生です。 募集を就活サイトや大学の支援室経由で行うなら 活動していない学生にアピールすることは困難でしょう。 したがってターゲットは 「自社を知らない活動的な学生」です。 おそらく就活市場におけるライバル企業の多くは 似たような学生をターゲットに取っているのでは ないでしょうか? そして彼らに対していくつかのアピールしています。 金融・コンサルの大手は業界理解と選考での優遇を 人材を扱う企業は「就活力がつく」ということを web系の会社はマーケティングができることを それぞれ売りにしています。 上記のようなアピールは特に意識高い学生に効きます。 一方で、SIerには向かない人材が集まるでしょう。 「内面的成長」を売りにすることは悪手だと思います。 ではSIerに向いた人材をどうやって集めるのか? 「現実的」で「合理的」な人材に呼びかけるのです。 多くの企業のGWは抽象的です。 新規事業立案やコンサル提案を謳っていても 時間と能力の都合で「スカスカの絵空事」 のような発表で終了してしまいます。 もっとひどいところでは ・「理想の上司とは」30分で模造紙発表 ・タスクの記載されたカードを _ウォーターフォール図のうえに配置、40分 ・「私の就活の軸」60分 などがありました。正直つらかったです。 もし、貴社がやや地味で泥臭いGWを売りにしたら 他社との差別化につながるでしょう。 もちろんエクセルスクショや稟議書作成を させろというわけではありません。 「作業→ダメだし→作業」を体験させるのです。 GWのフィードバックをしても それを反映して改善させる企業はありません。 しかし、社会に出てみると失敗には責任が伴います。 予算と時間が尽きるまで改善を続け それでも失敗すればキャリアで責任を取ることになります。 もし、就活の最初期で失敗を経験できれば 学生は本番で失敗しにくくなるでしょう。 これは非常に貴重な「体験」になるのです。 具体的には仮想的な中小企業の担当者と打ち合わせをして 極めて簡単なシステムの用件定義を行う、などです。 営業が欲しいなら提案業務を行わせるのが良いでしょう。 こうしたテーマを課して、プロセスと発表を評価し もう一度、似た事例でGWをさせれば良いと思います。 「現実的」なインターン内容は就活で極めて役立つので 「夢」ではなく、就活での実利を狙う合理的な学生を 集めることができると思います。 ただ、地味で現実的な課題は社員の実力が如実に出ます。 学生はスライドのカーニングやプレゼンから 社員の方がたの実力を値踏みします。 フィードバック自体のキレも重要なファクターです。 事前の担当者間の打ち合わせが重要になります。 ここまで私の案をつらつらと書いてきましたが 実際のところ時間・人員・予算の制限が大きいと思います。 そういうときは、他人に投げるのもありかもしれません。 商・経営系のゼミに1dayセミナーの企画を打診するのです。 彼らにとっては就活で話すネタができるメリットがあります。 貴社のターゲット校より少し偏差値が高いところのゼミに 引き受けてもらうことができれば優秀な学生に接触できます。 そうした学生にこっそり別日のGWに参加してもらえれば 「ここのインターンはレベルが高い」と思われるでしょう。 とはいえ、この方法はネットでの炎上リスクが高いという デメリットを伴います。協力ゼミも見つかるか不明です。 しかし、かなりの話題性や効果が期待できます。 私が説明を聞いたSIsrの多くが 文系でも大丈夫・残業も多くはない ウォーターフォール・手に職 ベンダーフリー・全ての工程を・・・・・・ などをアピールしていました。 ユーザー系ならまだしも独立系の違いなど ほとんどわからない学生が大半でしょう。 業界説明や企業説明はインターンの目玉にはなりません。 ジョブローテーションで配属された人事の方などは 無難で減点評価されない上司受けする採用方法を 他の企業に倣って導入しているように思います。 後輩たちの就活ではそういう企業が少なくなっていれば という思いで回答させていただきました。 採用活動が上手くいくことを願っております。 予断になりますが、以下のサイトで「選考対策」 と検索すればインターンの実例が多くヒットします。 https://careerpark.jp/search?keyword=%E9%81%B8%E8%80%83%E5%AF%BE%E7%AD%96&utf8=%E2%9C%93&x=0&y=0
< 質問に関する求人 >
IT企業(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る