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マイナスのトラウマや状況から、どのように脱却し、前向きに生きていますか? マイナスのまま人は生きれないですよね... …

マイナスのトラウマや状況から、どのように脱却し、前向きに生きていますか? マイナスのまま人は生きれないですよね... 24歳女です。現在、求職中です。 一人暮らし、自立から始め、自分に自信をもつところから始めたいのですが、現在バイトしながら実家住みで就活中です。 学校卒業後社会人として数年働きましたが、1社目はブラック企業、2社目はお給料が少なめかつ残業が当たり前の職種だったこともあり、金銭的にも不安で一人暮らしに踏み切れませんでした。 (今思うと、一人暮らしができるギリギリラインの賃金はいただけてたので、始めてしまえば良かったのですが、色々あり伸び伸びになってしまいました。) 現在、前職で体を壊しぎみになり、退職後、 燃え尽き症候群気味になりつつ、就活をしながら、アルバイトをしています。(失業給付に触れない週3です) 就職をし、2社とも身体を壊しぎみになり薄給激務、ストレスが絶えませんでした。 現在、このペースで働き、精神、身体的にも安定してきましたが、 自立したいくせに自宅で、就職も、活動はしているのですが、上記2社の経験を思うと、前のように、ただ前向きにガムシャラになる事が出来ません。 失業給付を貰えるようになるのですが、 アルバイトが週3の規定に触れてしまいそうで、失業給付をもらうならバイトを辞めなくてはいけません。 元々、つなぎのつもりで始めたバイトだったのですが、また辞める=残念な雰囲気になると思うと、その心のダメージを考えて踏み切れません、踏み切りますが...。 色々鬱です 人や親から言われた嫌なことばかり思い出してしまいます。 人は生きていると色んな痛みやトラウマを背負うと思いますが、皆さんどうやって生きてますか(^_^;) 前向きにしかないのはわかりますが、 アルバイトでは一人暮らしできませんもんね... やはり就活かと、就職しか安定的に生活する道はないもんでしょうかね(−_−;) 甘ったれて聞こえたらすみません。

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    1.燃え尽き症候群とはどのような状態か 燃え尽き症候群は、精神疾患として定義されている疾患ではなく、明確な診断基準などがあるわけではありません。 燃え尽き症候群(バーンアウトシンドローム)という概念を初めて提唱したのは、アメリカの精神科医であるハーバード・フロイデンバーガーだと言われています。 彼は保健施設で勤務している同僚が、当初は意欲を持って働いていたのに、次第に「燃え尽きて」しまう傾向が多い事に気付き、これを「燃え尽き症候群」と名付けました。 彼は燃え尽き症候群を エネルギーを使い果たした結果、疲れ果ててしまった事を意味する と説明しています。かなり漠然とした定義にはなりますが、この定義は現在でも燃え尽き症候群の根本となるものです。 その後、フロイデンバーガーの「燃え尽き症候群」という概念は広く受け入れられ、多くの研究が行われました。 現在では燃え尽き症候群は、 「精力的・活力的に取り組んできた事に対して、期待・目標とかけ離れた結果が続くことで、これ以上頑張れなくなってしまう状態」 といった認識で用いられています。 頑張れなくなることを「燃え尽きる」という表現を用いていますが、これは非常に的を得た表現です。メラメラと大きな炎を灯して夢や希望に向かって燃え続けていた人が、ある日突然火が消えてしまったかのように、意欲や活力を無くしてしまうのは、まさに「燃え尽き」たように見えます。 「燃え尽き症候群」という言葉を聞くと、まるで何かの病気であるかのような印象を受けるかもしれません。燃え尽き症候群が適切なケアの必要がある状態であるのは確かですが、これは病気というよりは「正常な心因反応」であることがほとんどです。 燃え尽きてしまった方のお話を聞くと、「何でそんな事で燃え尽きてしまうの?」「普通はそんな事で燃え尽きたりしない」と感じるような事はほとんどありません。むしろ「そこまで過酷な状況で頑張り続けていたのか・・・」「そこまで辛い思いを続けてきたのだったら燃え尽きてしまうのも仕方がない」と感じるようなものばかりです。 燃え尽き症候群は心の正常な防御反応の1つなのです。無理な燃え方を続けていると「これ以上燃え続けたら壊れてしまうよ」と心はサインを出します。それでも自分をだまして頑張り続けてしまうと、心は自分を守るために強制的に活力を燃え尽きさせて、自分を守ろうとするのです。 何かに信念・希望を持って頑張っている時、その燃え方が適切であれば、燃え尽きることは多くはありません。しかし適度に燃えていれば燃え尽きるはずのない活力が、無理な燃え方をしていたり、過剰な燃え方をしていたりするといつか燃え尽きてしまうのです。 2.燃え尽きの原因 燃え尽き症候群に当てはまる方の診察をしていると、燃え尽きるパターンには大きく分けると3つのパターンがあることに気付きます。 何かを「燃えるように」一生懸命頑張るのは良いことで、何も間違ったことではありません。しかし燃え方に無理があると、長くは燃えていられずいつかは燃え尽きてしまうのです。 この3つのパターンは全て自然な燃え方ではなく、「無理な燃え方」をしていることが分かります。 どのようなものがあるのか、具体的に見てみましょう。 Ⅰ.過度に燃えすぎている いわゆる「オーバーワーク」「過重労働」を続けていて、燃え尽きてしまうパターンです。 私たちは、延々と頑張り続けることは出来ません。頑張ったらその分休憩を取らないと、いつしか身体も心も壊れてしまいます。毎日深夜まで残業して休日も当然のように仕事をする。このような生活を続ければいつかは限界に達し、燃え尽きが生じます。 過度に燃えすぎたことで燃え尽きるというのは、元々活動的な方、責任感が強い方、燃える対象に強い思い入れを持っている方などに見られやすいものです。 このパターンで燃え尽きてしまう方は、途中で燃え尽きないように周囲が休養を勧めても、方向転換をしにくい傾向があります。ガンガン仕事を頑張っている時に「もう少し休んだ方がいいよ」と周囲が諭しても、聞く耳をもってくれないからです。そのため完全な燃え尽きにまで至ってしまう可能性は高いタイプです。 しかし活動の量の問題で燃え尽きてしまった場合、しっかりと休養を取り、次は燃え尽きないようなやり方に見直すことが出来れば、予後はそこまで悪いものではありません。 Ⅱ.無理して燃えている 本来、自分にとって燃える事の出来るものではないのに、自分を欺く事で無理矢理自分を燃えさせているパターンです。燃え尽きてしまう人をみていると、このパターンが一番多いように感じます。 例え労働量が適正内であったとしても、どうしてもやりがいを感じられない事を続けていると「私の人生って何なんだろう・・・」といった虚しさが強くなっていき、燃え尽きてしまうことがあります。 例えば親の介護をしている方などに良く見られます。人の介護をするというのはとても大変です。 同じように家族の面倒を見るのでも、子供の面倒を見るのと、高齢者の面倒を見るのでは大きく異なります。子供の世話では、世話をしていく過程で子供は成長していきます。これは「やりがい」につながりやすいと言えます。 反対に高齢者の介護は、(失礼な言い方で大変恐縮ですが)頑張って介護をしても、高齢者は徐々に衰えていきます。自分が介護という労力を使った分だけの結果を感じにくく、一生懸命頑張っても頑張っても高齢者はどんどんと衰えていくため、「私のやってることは何なんだろう・・・」と感じてしまいやすいのです。 更に高齢者が認知症などにかかっていると、やりがいは更に感じにくくなってしまいます。認知症という疾患は物忘れや物取られ妄想、興奮や易怒性(怒りっぽくなる)といった症状があり、この対象は一番身近な介護者に向きます。 一生懸命介護しているのに、 ・「俺のお金を盗んだだろう!」とあらぬ疑いをかけられたり ・殴る蹴るといった認知症症状による暴力を受けたり、 ・感謝の言葉ももらえず、介護しても暴言ばかり吐かれたり という事は起これば、「私は何でこんな人を一生懸命介護しているのだろう・・・」と感じてしまいやすくなります。これは介護される高齢者の方が悪いわけではありません。認知症の症状なので仕方がないのですが、そうは言っても介護する方はやはりやりがいを感じられなくなってしまうのです。 あるいは、自分のやりたい仕事があって、それを目指して努力を続けていたけれど、実際にその仕事を始めたらあまりに理想と違うということで発症してしまうこともあります。 一生懸命努力してやっとやりたかった仕事に就いたのに、実際は思ったような仕事ができず、自分の思っていたものと異なる労力ばかり使う。本来したいはずの仕事が全く出来ない。このような状態です。 最初はそれでも「自分がやりたかった仕事につながるはず」「いつかはやりたい仕事が出来るはず」と頑張るのですが、一向に仕事の状況が変わらなかったりすると徐々に「自分って何がしたかったんだっけ・・・」「こんな事をするために今まで努力してきたのか・・・」という虚しさに襲われるようになり、徐々に燃え尽きが始まってしまいます。 いずれも、自分の期待・目標に沿った燃え方をしておらず、無理矢理自分を納得させて燃えているため、いつかは燃え尽きてしまう可能性が高いのです。 Ⅲ.極端に燃えている ある事に対してのみ燃える、といった極端な燃え方をしてしまうと、その「ある事」が無くなった時に自我を保てなくなります。これは、あまりに極端に燃えてしまっていることが問題となるパターンです。 例えば、志望校の合格だけを目標にしていた受験生が、見事合格したのを機に燃え尽きてしまうといったパターンが挙げられます。 本来志望校の合格は、そこからが夢に向かってのスタートであり、終わりではないはずです。しかし「志望校合格!」が人生の全てになってしまい、極端な燃え方をしてしまうと、その対象が無くなった途端に燃え尽きてしまうのです。 他にもオリンピック選手が、やっとの思いで金メダルをとったにも関わらずそこから燃え尽きてしまうというケースもあります。輝かしい結果を残した事は非常に素晴らしいのですが、その方にとっては「金メダルを取る事」が全てであったため、その対象が無くなった途端、全てにやる気がなくなってしまうのです。 このパターンは他に燃えられる対象を見つけることが出来れば、比較的早く回復していきます。

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